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皆さまこんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
of course という表現、みなさま当然ながらご存じと思います。
of course の品詞は?
品詞をある程度認識しながら学習されている方であればもしかするとすぐに答えられるかもしれませんが、こういった熟語のような表現となると、あまり品詞は気にならないかもしれません。
of course は実は副詞なんです!
そのため、of course に付随する文章は完全文である必要があります。言い換えれば、of course を省いても確実に伝わる文章、または、文法的に完結している文章、ということになります。5文型にあるように、主語や動詞などが必ず含まれています。
i.e.
-Of course, I will.
もちろん(~を)しますよ。
(=そのつもりです、など~
-Of course, you can ask me questions at anytime.
もちろんいつでも質問してください。
おおまかには、一般的に当たり前とされていることや、相手の意見に賛成したり、同意したりする場合に使用することができます。感覚としては sure にとても似ている場面が多々あります。
of course の自然な使い方その①
例えば、生徒が先生に
生徒:I have a couple of questions. Do you have time now?
ちょっと質問があるんですが、今お時間ありますか?
↓
先生:Of course, please sit down here if you like.
もちろんいいよ、良かったらここに座って。
このようなイメージです。ここで先生が
-Sure, how can I help you?
もちろん。質問は何ですか?
などと返答しても違和感がありません。
生徒が先生に質問する、というのは日常的にあり得ることですし、学校であればごく自然な出来事と言えます。当然ながら、先生が会議に出席しなければならない、など、すぐに時間を作れないこともありますので、その場合はその後早めに生徒と話しができるよう、時間を調整することになります。
簡単に言えば
当たり前のことであって、相手に断る理由が見当たらないような場面
となります。
of course の自然な使い方その②
実は、of course は少々フォーマルな場面で丁寧に許可、つまり permission を与える場合にも頻繁に使用されています。
先ほどの相手に断る理由が見当たらないような場面、ととても似ていますが、例えば
-May I have another cup of caffè latte, please?
カフェラテをもう一杯お願いします。
(=同じものをもうひとついただけますか
-Could I get some information on this?
(そのことについて)もう少し詳しくうかがえませんか
(=情報をいただけますか?
このような場合、Of course としてもカジュアルな印象とはなりません。どちらかというと「かしこまりました」などのような印象となります。また、このような場合、相手がお店(スタッフなど)であれば Certainly. などと返答することもあります。
次回は of course のちょっと違和感のある不自然な使い方をご紹介します。
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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