Hello there,
皆さま こんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
at は今回で最後になります。
今回は「ああそうか」「at にはこういう使い方もあるのか」と思えるものがあるかも知れません。
一瞬忘れがちになりそうなもの、あれ?と迷いそうな at を集めてみたいと思います。
数値・レベル・規模などのat
使い方としては
at + 数値
となります。こちらも今まで何度かお伝えしてきましたように、ポイント的に1点を指しています。at 10 am (時間など)と概念は変わりません。
ex1:
-The price started at 5000 yen.
5000円スタートだった
こちらは主にオークションで使用される表現で、開始時の値段や金額を表現しています。
ex2:
-My grandma usually drives super slow, at 35 kilometers per hour, and it feels like running is faster!
ぼくのおばあちゃんの運転はめっちゃ遅くて、いつも時速35キロで走る。それって走ったが速いんじゃないかと思うくらい!
車などの”スピード”に対して使用されます。日本では「キロメートル」を使いますが、海外ですとマイルもありますね。キロメートルの場合、省略表記は kph です。車に乗る方であれば、この表記を見たことがあるはずです。
ステイタスや状態のat
ちょっと分かりにくいタイトルで申し訳ありません。
英語で言えば、そのままなのですが state や condition です。at がポイント的な1点を指す、つまり具体的な1点ですので、この場合も具体的なひとつの condition などを表現することができます。日本語ですとややこしくなりそうですので、例文をご紹介します。
ex1:
-The book made me at peace with myself.
その本を読んで、安らかな気持ちになった
(=心穏やかになれるような本
ex2:
-He negotiated the deal at an advantage.
有利に契約を進めた
(=交渉などを、主語にとって有利な状況でまとめる、など
不利な状況であれば、at a disadvantage とすることができます。advantage や disadvantage は可算名詞です。冠詞が必要ですのでご注意ください。
ターゲットや方向、対象となる物事や人物のat
例えば look at であれば、皆さん問題なくお使いになっていると思います。これは look at をフレーズとして何度も繰り返して使用しているため、焼き付いているからではないかと思います。
ex:
-She looks at her watch so many times during the meeting.
彼女は、会議中に何度も時計を見ていた
(=チラチラっと何度も時計に目をやる、という様子です
このように、彼女の目の方向は「腕時計」です。腕時計という一点に一瞬でも目が行く様子です。
① laugh at
~を笑う
② point at
~を指さす
③ smile at
~に微笑む/微笑みかける
このように、対象者や対象物などがハッキリしている場合は必ず at となります。この他 glance / aim など挙げればキリがないのですが、方向や焦点が1点に絞られているときは at ですよ!
ex:
-It was so scary somebody torched at our tent during the night!
夜中に誰かが僕らのテントを照らしたんだよ!
(=テントに懐中電灯を向ける
いかかでしたか?
これでみなさんのatが確実なものになっていきますように!
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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