Hello there!
皆さまこんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
英語に訳しにくい日本語
皆さんは、普段お使いになっている日本語表現を英語で表現する際に
何となく気持ち悪い~
違和感を消し去ることができない~
今まで一度もすっきり訳せたことがない~
という表現はありますでしょうか?
私の場合は、定番ですが
なつかしい~
よろしくお願いします~
などには幾度も惑わされた経験があります。
不器用は clumsy?
実はこちらの「不器用」についても、なかなかスッキリと伝えられなかった表現のひとつです。
clumsy などでも良いと言えば良いのですが、感覚的に
ぎこちない
おぼつかない
つたない
など、私の言いたい「不器用さ」とは少し異なるのです。
fingers and thumbs
そこで今回はなかなか辞書には登場しない、より英語らしい「不器用」をご紹介します。
動詞(基本 be動詞) + all fingers and thumbs
こちらで「不器用だ」を自然に表現することができます。是非おぼえてみてください。
fingers の前の all を忘れないように、また、finger も thumb も必ず複数形となります。
主語に不器用な人物などを置くだけですので、用法もとても簡単です。
i.e.
-You are all fingers and thumbs.
(相手が/あなたは)不器用ですね
-I am all fingers and thumbs.
(私は)不器用なんです
これだけでOKです。
手先が器用ではない
文字通り、主に手先が不器用な場合に使用することができますが、手先以外でも使用できます。また、同時に動きが鈍い様子を表現することができます。
つまり、先ほどの clumsy を使って表現すると
clumsy in action
などと表現することができる、ということになります。
i.e.
-Can you fix this frayed pants hem? I’m all fingers and thumbs.
このパンツのほつれ、直せる?私不器用で。
(=衣類のほつれなどを補修できるかどうか→ 手先が器用ではないので、お裁縫は苦手)
-My dad is a great chef, but he is all fingers and thumbs when it comes to electronic devices.
パパは料理が超得意だけど、電子機器のことになると全くダメなんだよ。
(=料理に関しては素晴らしいが、機械系に関しては指が動かなくなるほど苦手)
また、例えばですが怪我などの影響で(体の一部などが)正常な状態に戻っておらず、手指が使いにくいような場合も使用が可能です。
i.e.
-The rehabilitation was gruelling, but I’m no longer all fingers and thumbs!
リハビリは本当に辛かったけど、やっと普通に使えるようになったよ!
(=辛いリハビリを乗り越えて、怪我をする前のように体の一部などを動かせるようになった)
使い方そのものはとても簡単ですので、是非使いこなしてみてください!
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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