Hello there!
インストラクターの H.Yoko です。
前回
動詞 become の使い方に自信はありますか?
ということで、become の用法について触れましたね。
※前回の記事「【become の正しい使い方①】「~になる」動詞 become で何とかしようとしていませんか?」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
be と become はいかがでしょうか?
例えば
-It will be sunny tomorrow.
-It will become sunny tomorrow.
天気予報でこのように予報された場合、聞き手はどのように感じるのでしょうか?
明日は晴れるようだ~→ 雨が降ったり、曇ったりすることはなさそうだ。
シンプルにこのようにな解釈をして良いのでしょうか?
be と become どちらでもいいの?
それでは以下の2つの文章を比較してみましょう。
-My daughter wants to be a nurse in the future.
-My daughter wants to become a nurse in the future.
どちらも「将来看護師さんになりたい」と言っていますし、違いがあるのか?と問われれば「大差ない」としか言いようがありません。
ただし、前回お伝えしましたように become の方には「看護師の資格を得る」という状況に対する変化が含まれています。
つまり
-My daughter wants to be a nurse in the future.
→ 看護師になっている/看護師である、という state が続いていく
-My daughter wants to become a nurse in the future.
→ 出来事、詰まるところ「看護師になる」という an event であって、her state が change する
このような印象の違いがあります。
be と become 、天気の場合は?
では先ほどの
-It will be sunny tomorrow.
-It will become sunny tomorrow.
この場合はどのように響くでしょうか?
もう何となくお気づきと思いますが、become は変化に対して使用されますので
-I hope it will be sunny tomorrow.
明日晴れますように
-I hope it will become sunny tomorrow.
明日晴れに変わりますように
大げさに表現するとこのようになります。become を使用している方は、今は恐らく晴れていない、もしくは天気予報では曇りや雨と予報されているのかもしれません。
いずれにせよ
「晴れ」という天気に→ 変化して欲しい→ 今は晴れていないなど
など、天気が晴れに変わって欲しい、と願っている、ということが見て取れます。言い換えれば、前者の方は、この文章だけでは今も晴れているのか、曇っているだけなのか、など現状は分からない、ということになります。
全く同じように響くのですが、ちょっとしたニュアンスが生じる be と become ではありますが、どうしてもどちらを使えばいいのか迷うことがあれば、be をお使いになってみてください。
I hope this day will be or become a nice day for you!
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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