Hello there!
皆さまこんにちは。
インストラクターの H. Yoko です。
今回も引き続き、私自身が観た映画の中からいくつか前置詞を用いる表現をご紹介します。
H. Yoko先生の前回の記事、「【前置詞をマスターしよう!】海外映画の中から使える表現を覚える !#2」を見逃した方はこちらからどうぞ!
#1 / #2 と同様、日常的に使えそうもないような極端な俗語などは一切ご案内いたしませんので、どうぞお気軽にお使いになってみてください。
※スクリプト(映画の台本)を直接確認したわけではないですので、実際の表現とは微妙に異なる場合があります。
Let’s get started!
海外映画の中から使える英語表現をご紹介!
Please do not lean against the doors.
―Eagle Eye より
まずはこちらの文章を見て、前置詞はどれなんだ?ともしかすると疑問に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、against が前置詞です。前置詞というと from / to / for / at などなど、このようなものを思い浮かべがちですが、against も前置詞のひとつで、むしろ前置詞以外では使用されていません。
直訳すると「(体を)ドアに抵抗して傾けないでください」のようになりますが、ドアに寄りかかる、つまり「ドアから離れてください」というイメージで使用されています。どこかで聞いたことがあるようなフレーズと思いますが、これはバスや地下鉄、電車などの交通機関で使用されるような表現です。物理的には体が抵抗することで、体を支えているため、このような表現となっているのでしょう。
i.e.
-He looked bored and stood with his back against the wall.
彼は退屈そうに、壁に寄りかかって立っていた。
Comes in handy every so often.
―Hot Fuzz より
こちらの映画、イギリス映画なのですがとても面白かったです。日本では話題となっておらず、上映映画館も限られていたと思いますが、是非機会があればご覧になってみてください。ついでにイギリス英語も学べますよ!
こちらは口語で主語が省略されていますので、このままですと分かりにくいのですが、ここでは「こちらは女性の警察官です」つまり「女警官」ですとか「婦人警官」というような、現代であれば「差別用語」ともとらえられる表現に対して「女であることが役に立つこともあるのよ」という表現をしています。
come in handy = helpful
という形容的な表現となります。helpful などにちょっと飽きてしまった、他の表現はないかな?と思うことがあれば、是非お使いになってみてください。
i.e.
-We should keep them just in case. They may come in handy one day.
念のため(捨てないで)取っておこうよ。いつか重宝することがあるかもしれないからね。
いかがでしたか?
是非、英語表現として使ってみてくださいね。
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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