Hello there!
皆さまこんにちは、インストラクターの H. Yoko です。
前回に引き続き「受け身」について考えてみたいと思います。
H.Yoko先生の前回の記事、「【英語の受動態を使い過ぎていませんか?】日本人が使う受け身、どう英文にするか考えてみよう!」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
受動態の4つのカテゴリー
前回ご紹介した4つのカテゴリーをもう一度見てみましょう。
① 動作を受ける側に感心がある場合
② 動作を行ったのが誰なのか明確ではない場合
③ 科学的事象を説明する場合
④ 心理状態や感情、人間関係などを動詞を用いて表現する場合
※こちらは私自身のオリジナル表現ですので、参考書などでは異なる記載があるかもしれませんが、結局のところ、動作(動詞)を受け身にするわけですから、動作があくまでも主体となります。
心理状態や感情、人間関係などを表現する受け身の英語表現を見てみよう!
今回は④でご紹介している”④ 心理状態や感情、人間関係などを動詞を用いて表現する場合” を掘り下げてみたいと思います。
実はこちらの④は更に4つのカテゴリーに分けて考えることができます。
1 : 気持ちや感情
i.e.
-We were very surprised at the news.
知らせを聞いてとても驚いた
-I was not that excited about that.
(そのことについて)そこまで気分は盛り上がっていなかった
こちらの surprised は「形容詞」とお考えになっている方が多いと思いますが、厳密には受け身表現なんです。
肯定文であれば
-The news surprised us.
-That did not excite me very much.
などのようになります。
2:心理状態
-Most people in Japan are opposed to the increase in consumption tax.
多くの日本人が、消費税増税に反対している
抵抗したい、反対したい、という「心境」です。
3:関係性など
-She will be married to someone who is well-known as a writer.
有名な物書き(作家)と結婚する
例えば
-I was absorbed in the comic.
その漫画に夢中になっていた
このような表現も同様です。漫画と主語である I との関係を表現しています。
4:被害など
-Everyone here was exhausted from too much work.
仕事でクタクタになっていた
-Some birds got injured by flying into overhead power wires.
鳥が上の電線にぶつかって怪我をした。
※このように「怪我をした」に当たる injured も同じ感覚で使用することができます。
いかがでしょうか?
例文をご覧いただき、何となくでも構いません「こういう時こそ受動態を使うと良い」という認識を深めてみてください!
See you around!
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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