【前置詞をマスターしよう!】海外映画の中から使える表現を覚える #1!

【前置詞をマスターしよう!】海外映画の中から使える表現を覚える!

Hello there!

 

皆さまこんにちは、インストラクターの H. Yoko です。

 

今日はタイトルのとおり、最近私自身が観た映画の中からいくつか使えそうな表現をご紹介します。今回も”前置詞”にこだわっております。あまりにもスラングで全く使うチャンスがないようなものは避けております。

人気ブログH.Yoko先生の前置詞シリーズ、前回の記事 「【前置詞をマスターしよう!】ミスが続出!なぜか忘れる play “with”」を見逃した方はこちらからどうぞ!

 

最初に映画の中でセリフとして述べていた英文を記載しますので、まずはどのようなことを言っているのか考えながら読み進めてみてください。

 

※スクリプト(映画の台本)を直接確認したわけではないですので、実際の表現とは微妙に異なる場合があります。ご了承のほどお願い申し上げます。また、実際は口語ですので I’m… / There’s… など作中では省略形で表現されていますが、分かりやすいようにアポストロフィーは使用しておりません。

 

それでは Let’s get started!

 

I know every square inch of this place.

―Hangover Part より

 

これは、大きなお屋敷に盗みに入るために計画を立てているシーンで使用されていました。

 

“この家の隅から隅まで分かっているんだ”

という表現です。

つまり、たとえ大きなお屋敷のような家でも、どこに何があるのか理解している、という解釈です。

 

every square inch of + 場所などの名詞

 

を用いて、細かいサイズすらも理解している、という比ゆ的な表現です。

 

 

 

 

This is meters. Everything is in meters!

―U-571 より

 

アメリカがドイツ軍の潜水艦を乗っ取り、機器類が全て英語ではなくドイツ語表記であったため、それに翻弄されている様子です。

 

“メートル表記だ、全部メートル表記だ!”

 

このようなところでしょうか。インチやフィートに慣れているアメリカ人が「メートル」という単位に困惑しています。

 

in + 単位

 

こちらでサイズなどの表現をすることができます。

 

 

Why does a guy who is up to his elbows in cash live here?

―The Accountant より

 

前置詞がたくさん登場しております。

 

“なぜこれだけ稼いでいる男がこんなところに住んでいるんだ?”

 

明らかに多忙でお金もあるはずなのに、古くて汚らしい家などに住んでいることを疑問に思っています。ここで in cash とすることで、金の亡者であることを表現しています。お金に目がない、などのような解釈です。

 

  • be up to one’s elbows: 仕事などで多忙を極めている状態(需要がある、など)
  • in cash: 現金で

 

 

Keep him at bay, okay?

―The Mothman Prophecies より

 

at bay なので「港にその男を~」などと解釈したくなりますが、そうであれば at the bay でも良いですよね?

 

at bay = 追い詰められた状態

 

を指しますので

 

“そいつを逃がすな”

“そいつを引き留めておけ”

 

このような訳が当てはまります。

 

それ以上進むと海に落ちてしまう、ということなのでしょう。こちらも比ゆ的な慣用表現です。

 

 

My mom says I have a nose for picking a wrong guy.

American Sniper より

 

ここでは動名詞 pickingを使用していますが、nose がありますので、文字通り

 

have a nose for + 名詞

~に対して鼻が利く

 

つまり、主語の勘が鋭いですとか、何かをすぐにかぎつけるような、ちょっとした才能のようなものを指しています。

 

ただここでは wrong guy がありますので

 

“私のママがあんたは男運が悪いって言ってたわ”

 

このような訳はいかがでしょうか?

 

つまり「良くない男性をかぎつける能力に長けている」とでも言っているような表現です。

 

いかがでしたか?

色々な映画の中から、前置詞を使った使える表現をご紹介しました。ぜひ覚えてくださいね。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。