Hello there!
皆さま こんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
今回も前置詞の用法をご紹介します。
前回は、byとuntilの違いについて書きました。今回は、少々具体的ではありますが、速度やスピードを表現する場合の前置詞です。
新幹線は時速300キロで走るんだよ!
日本の新幹線は有名です。特に海外の方でも「新幹線って乗ってみたいなぁ~」とおっしゃる方(特に男性)は多いように思います。男のロマンでしょうか。乗り物が大好きなのは世界共通なのかもしれません。
※ちなみにではございますが、英語では Shinkansen もしくは a (Japanese) bullet train などが主流の表現です。 ある程度知識を備えている方であれば、Nozomi / Hayabusa など列車名で表現することもできそうですね。
では
-How fast Shinkansen is?
どのくらい速いの?
と聞かれたとします。
日本語であれば「ああ、その列車によっても違うけど、だいたい300キロかな」という日本語が頭の中を巡ります。
ちなみにではございますが How fast…? の場合、新幹線は速いということを前提で質問しています。速いということは分かっているけれど、どの程度のスピードが出るのか知りたい、ということになります。
シンプルに速度を質問するのであれば
-What is the speed of Shinkansen?
新幹線の速さは?
などとします。ここに top を加えて…
-What is the top speed of Shinkansen?
最高時速は?
(=最高スピードは?
などと質問することもできます。’bullet’ ですから、いずれにせよ「とてつもなく速そうだな」と感じることにはなりそうです。
at + スピード(数値)
ここで前置詞 at の登場です。
基本的にスピード(速度は) at を使用することができます。
感覚としては時間を示す at 2 am/pm などと同じで、一点をポイント的に示していることになります。
そうなりますと
at 300 kilometres
これだけで「300キロで(300kmで)」と表現することができます。
i.e.
-Japanese bullet trains run at around 300 kilometers per hour.
日本の新幹線は300キロ前後で走ります
* kilometers per hour → 時速
その他の例文
i.e. 1: The fastest train in the world is Shanghai Maglev that runs in China at the speed of 430 km/hr, 267 mph.
世界最高速の列車は、時速430キロ(267マイル)で中国を走る上海リニアモーターカーである
*267 mph → miles per hour
i.e. 2: According to the police press room, the man was driving over 130 kilometers per hour, and what is worse, the drug testing detected he had used illegal drugs.
その男は(車で)130キロ以上で走行しており、更に薬物検査で陽性反応が検出されたことが分かったそうだ。
「マイペース」にも使える at
最後にもうひとつ、ここでも at を用いて
at one’s own pace
とすることで
自分のペースで~
という表現をすることができます。
at my own pace
at your own pace
at her/his own pace
など、代名詞を置き換えてOKです。
特に日本語の「マイペース」であれば「とろい」「のんびり/おっとりしている」「周りに合わせられない」などネガティブ要素のつよい表現ですが、英語ではどちらでも使用できます。
英語で言えば
“at” your comfortable speed…
あなたにとって快適なスピードで~
となります。
こちらも併せてどうぞ!
i.e. 1: Run at your own pace, OK? Try not to care what other runners do.
自分のペースで走るんだ。他のランナーを気にしちゃダメだ。
i.e. 2: I think it is not bad to work at his own pace, but he is too slow and always behind.
自分のペースで仕事をするのは悪いことではないけど、彼はスローペース過ぎるし、いつも遅れをとっているのよね。
いかがでしたか?
前置詞at、ポイントを押さえて使いこなしてくださいね。
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする