こんにちは、講師のエリカです。
前回のブログでは「弁護士に憧れて法学部に入った」の英訳の仕方をご紹介しましたが、今回はそれに少し似た表現について考えたいと思います。
日本語ではよく「憧れの~」という表現を使いますが、こちらも英語では様々な表現の仕方があり、それぞれ少しずつニュアンスが違います。
「憧れ」をすべてadmireと表現するのは、つまらない!?
例えば、「憧れの生活」「憧れのブランド」「憧れの先輩」など、様々な使用例がありますね。
実は、これらはいずれも動詞admireを使えばなんとか翻訳することができます。“the life I admire”、”the brand I admire”、”the upperclassman I admire”。どれも間違いではありません。しかし、このままではなんだか単調だと思いませんか?
admireには、「感心する」「敬服する」「尊敬する」というニュアンスが入っています。しかし、日本語の「憧れ」には他に「好き」「心ひかれる」など、「尊敬」とはまた少し違ったニュアンスがありますよね。英単語を上手く使い分ければ、より生き生きした英語になるに違いありません。
グッと表現力アップ!ニュアンスによって使い分ける「憧れ」の英単語
まず、「憧れの生活」。
こちらは、「将来できたらいいな、と夢見る生活」というニュアンスで読み取ることができるので、“the life I dream about”の方が生き生きした訳になるかもしれません。
次に、「憧れのブランド」。
admireでも構いませんが、「好きなブランド」という意味合いであれば、“my favorite brand”でいかがでしょうか?ただ、これだと「既に持っている」という印象になるので、まだ持っていないのであれば、“the brand I want to buy”、“the brand I dream of buying”と直接的に「いつか買いたい(と夢見る)ブランド」と訳しても良いでしょう。こちらもdreamを使うことができます。
最後に、「憧れの先輩」です。
こちらは、いわゆる「好きな人」である可能性が高いですね…。admireでも、その人のことをカッコいいと思っていることは伝わりますが、より明らかに「好き」という感情を表したいときは少し別の表現を選んだほうが良いかもしれません。
一番シンプルなのは“the upperclassman I like”ですね。もう、はっきりと「好き」と言いましょう。loveまでは行かないのもまた良い感じですね。もちろん、”the upperclassman I dream about”でもOKです!自分で書いて、なんだかドキドキしてきました…。
但し、欧米では日本ほど上下関係が強調されないので、upperclassmanという単語自体はネイティブはあまり使いません。文脈や伝えたいことによっても変わりますが、よりネイティブらしい英語にしたければ“the boy/girl/person I like”にしたほうが得策かもしれません。
表現を上手く使い分けて、ニュアンスを伝えましょう!
日本語能力試験最難関のN1取得。幼い頃から日本文化に興味を持ち、日本語も日本人と見分けがつかないほど流ちょうに使いこなせるN1講師。座右の銘は「Challenge yourself!」
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
このサイトを観て、日本は世界的にまだまだだと想った♡ 私は、世界共通の言葉は日本語が一番良い(^_-)-☆♡ と、思っている。威張るとかそういうことじゃなくて、形而上の世界、、つまりは心を表現するのに、日本語くらい豊富な言葉はない♬ だからそう思ってる。私はプロの音楽家だけど、音楽をやり取りする上での語句の中には、日本語が使われていることが多い。べつに好きな言葉で良いのだけれど、最近はそう想うようになった。通りすがりに立ち寄ってみたけど、このサイトには Erikaさんの他にも、すばらしい教師がたくさんいて、かなり充実した内容の 敢えて俯瞰するなら かなり吸い心地の良い空気が流れているんだなって 感じた
みなさんの健康と活躍を祈ってるネ♡(^_-)-☆ おじゃましましたぁ(^^♪**
<なんだか>が<なんかだ>と書いていますよ
授業中中1男子<ばか>様、
誤字のご指摘ありがとうございました。
修正いたしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。