こんにちは、講師のエリカです。
今回は、アメリカ英語とイギリス英語のスペルの違いについてお話したいと思います。
gray?grey?
皆さんは、grayとgreyの違いが分かりますか?
または、この二つのスペルで迷ったことがありますか?
英語の「灰色」を意味する単語には、二つのスペルが存在します。結論から言いますと、意味に違いがありませんし、どちらを使っても構いませんが、同じ文章内では一つのスペルで統一した方が良いでしょう。
また、地域によって好まれるスペルが違います。grayはアメリカで多く使われるのに対し、イギリスやオーストラリアなどではgreyが好まれるのです。「どっちがアメリカ英語で、どっちがイギリス英語だっけ?」とお悩みの方には、非常に簡単なルールをお教えします。
grayのaはAmericaのaで、greyのeはEnglandのeだと考えれば覚えやすいです!
普段アメリカ英語を使われている方は、grayで統一すると良いと思います。ただし、greyでも間違いにはなりません。
また、固有名詞ではスペルを変えることが出来ないので注意しましょう。例えば、紅茶ブランドのEarl Greyはアメリカに渡ってもEarl Greyのままなのです。
スペルの違い
アメリカ英語では、イギリス英語の”ou”からuを省略することがあります。例えばcolour(色)やneighbourhood(近所)は、アメリカ英語ではcolor、neighborhoodになります。
また、アメリカ英語とイギリス英語では語尾の-erのスペルが違うことがあります。例えば、アメリカ英語のcenter(センター)はイギリス英語ではcentreと綴り、theater(劇場)はtheatreと綴ります。
ただし、freelancerやbuilderのような人を指す単語では語尾は-erのままなので、イギリス英語だと思って間違って”freelancre”とならないように注意しましょう。
日本語能力試験最難関のN1取得。幼い頃から日本文化に興味を持ち、日本語も日本人と見分けがつかないほど流ちょうに使いこなせるN1講師。座右の銘は「Challenge yourself!」
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