【3分で分かる!】「面白い」は英語で?funとfunnyの違い

【3分で分かる!】「面白い」は英語で?funとfunnyの違い

こんにちは、講師のエリカです。

日本語の「面白い」には、二つの意味があります。

「心が惹かれる面白さ」と、「滑稽で笑えるような面白さ」がありますよね。ところが英語では、この二つの「面白さ」は、別の単語で表します。

interesting

まず、「心惹かれる面白さ」なのですが、interestingなどと訳すのが自然でしょう。ただ、正確に言うとinterestingは「興味深い」という意味なので、ちょっと固い印象になることもあります。

例)That’s interesting.

「それは面白い。/それは興味深い。」

「あの映画は面白かったよ」と英語で言いたいときは、interestingを使うことができないというわけではありませんが、より軽くナチュラルな表現にしたいときは”I liked that movie.”/”That movie was really good.”などと表現したほうが良いでしょう。

funny

さて、「笑えるような面白さ」なのですが、こちらはfunnyと訳すと良いでしょう。

例)That comedy is really funny.

「あのコメディは本当に笑えるよ。」

例)He’s making funny faces to make me laugh.

「彼は変な顔をして私を笑わせようとしている。」

fun

funnyと非常に似ているのは、このfunです。もともとは名詞だったのですが、最近では形容詞のような使い方も一般的になってきました。

このfunなのですが、funnyと結構ニュアンスが違いますので少し要注意です。「笑えるような面白さ」のfunnyと違い、このfunは単純に「楽しい」という意味になるのです。

例)I had fun at the theme park. (このfunは名詞)

「テーマパーク、楽しかったよ。」

例)He’s a fun person to be with.

「彼は一緒にいると楽しい人間だ。」

例)Cycling is fun.

「サイクリングは楽しい。」

逆に、”Cycling is funny.”と言ってしまうと、「サイクリングは面白おかしい」という意味になってしまいますので、funとfunnyを間違えないように気をつけましょう。

この三つの形容詞のニュアンスを理解していれば、いろんな面白さや楽しさを英語で表現することができますので、しっかり押さえましょう!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本語能力試験最難関のN1取得。幼い頃から日本文化に興味を持ち、日本語も日本人と見分けがつかないほど流ちょうに使いこなせるN1講師。座右の銘は「Challenge yourself!」