ビジネス英語メール注意点!あなたはこんなミスをしていませんか?
皆さんこんにちは、
フルーツフルイングリッシュ講師のEriiです。
皆さんは普段どのような場面で英語を
使っていますか?
多くの方が仕事で英語を必要と
しているのではないでしょうか?
フルーツフルイングリッシュでも、
当然の事英語でメールをすることがあります。
日本人のスタッフ間は日本語メールが多いですが、
英語ネイティブの先生とは英語でやりとりをすることが多いです。
さて、ビジネスメールで、
突然のメール失礼します。
突然メールをお送りして申し訳ございません。
突然のお願いで恐れ入りますが・・・、
と突然連絡をしたことを謝ることがありますよね。
これを英語にするとどのように表現できると思いますか?
思いついた英語を書いてみて下さい。
いかがでしょうか?
どのような英語が浮かびましたか?
「突然」なので英語では
sudden
suddenly
が浮かんだのではないでしょうか?
文章にすると下記のような英語が
浮かんだのではないでしょうか?
I am sorry for the sudden e-mail.
I am sorry for this sudden message.
I apologize for contacting you suddenly.
Please forgive me for this sudden e-mail.
文法的にはOKですが、
実はこれら全て不自然なビジネス英語です。
「突然のメール失礼します」はいけないの?
英語が正しいかどうか以前に、
ネイティブは「突然のメール失礼します」という
コンセプトに違和感を感じているってご存知でしたか?
日本ではよく使う表現で、
相手を気遣った丁寧な表現ですよね!
でもネイティブからすると、
突然じゃないメールなんてないですよ~。
と思っているんです。
確かに、
今からメール送りますよ。
メール送りますからね。
と事前報告をしてから本題のメールを
送る人はいませんよね。
そういった意味で全てのメールは突然くるものだ
という感覚をネイティブの方は持っています。
なので先ほど紹介した英文例は全て忘れてください。
× I am sorry for the sudden e-mail.
× I am sorry for this sudden message.
× I apologize for contacting you suddenly.
× Please forgive me for this sudden e-mail.
そもそも「突然のメール失礼します」とは
英語メールで書く必要がないということを
覚えておきましょう。
「突然のメール失礼します」に代わる表現はあるの?
でも日本人である私達からすると
突然なのに・・・謝らなくていいの?
失礼にならないの?
相手を嫌な気持ちにさせてしまったらどうしよう!
と不安になりますよね。
でも大丈夫です!
「突然」であることを気にするネイティブは
あまりいませんし、逆に突然であることを
謝るのは不自然です。
だからと言って・・・急に
Hi Mr. Robertson,
Would it possible to ask you to~?
とお願いから飛び込んでしまったら、
さすがに相手も驚いてしまうかもしれません。
謝る必要はありませんが、
はじめにしっかりと用件を伝えることを心がけましょう。
下記のような英語がよく使われます。
I am writing this e-mail to ~
I am writing this e-mail in regards to~
I am writing in reference to~
I am writing to inform you that~
This is to inform you that ~
このような表現を使い
簡潔に用件を説明し本題に入るといいですね!
英語メールでは丁寧さ以上に簡潔さが求められます。
必要のない情報は省き、簡潔に分かりやすくメールを
構成することを意識しましょう。
一度もメールをしたことのない相手にメールをするのであれば、
例えばどこで相手を知ったのかを伝えるのもいいですね!
例)I am writing this after reading about your service on XYZ website.
このような説明があれば突然のメールでも
「一体あなたは誰ですか?」と思われずに
スムーズに受け入れてもらうことができます。
英語では、I am sorry for the sudden e-mail.などの
謝罪に代わりにこのような用件の説明などを
メールのはじめにもってくると自然で効果的です。
仕事で英語メールを書くことがある方は
是非覚えておいてくださいね!
こんな一文にも文化の違いが表れるので
言語の違いってとっても面白いですよね。
I hope you have a wonderful week everyone!
人生の半分以上をアメリカで過ごし、アメリカの大学では言語学のアシスタントとして活躍されたり ネパールでも英語の講師をされていた経験があり、国際経験豊かな先生です。
人見知りしない性格で、誰とでも仲良くなる性格とホスピタリティーは英語指導にも表れています。生徒様から人気で、お客様満足度評価も高い先生です。
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