【英語学習のコツ!中級者向け】英字新聞を読もう!㉓英国のミツバチと農薬

【英語学習のコツ!中級者向け】英字新聞を読もう!㉓英国のミツバチと農薬

みなさん、こんにちは

〜はじめに〜

英語学習中級者の皆さんに特に有効な英語勉強法の一つは、生の英語に触れる、英語記事を読むことです!

英語記事を読むことは、英語の表現を学習できるだけではなく、内容を自身の英語学習に活かすことができます!

そんな勉強を始めたい方へ、シリーズで英語記事をご紹介しています。

※前回のシリーズ記事「【英語学習のコツ!中級者向け】英語記事を読もう㉒少子化対策」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!

今回は、英国のミツバチと農薬に関するニュースです。 

 

早速英語記事を読んでいきましょう!

(引用元)

https://www.bbc.com/news/science-environment-64380762

BBC NEWS 

英語学習素材として重要(自分の英語に取り込みたい表現)な箇所を太字にしています。

 

 タイトル:Bee-harming pesticide use given emergency authorisation

         ミツバチに害を与える農薬の使用が緊急認可される

 

The UK government has again given emergency authorisation for the use of a type of pesticide banned because of the harm it can cause bees.

Permission to use a neonicotinoid on sugar beet seeds has been given to protect the crop from a particularly damaging virus spread by aphids.

英国政府は、ミツバチに害を与えるとして使用が禁止されている農薬の使用を再び緊急承認した。

ネオニコチノイドをテンサイの種子に使用する許可が下りたのは、アブラムシが媒介する特に有害なウイルスからテンサイを守るためである。

The authorisation was given against the advice of an independent panel of pesticide experts.

この許可は農薬の専門家からなる独立委員会の助言に反して出されたものである。

 

Campaign group Friends of the Earth labelled the move “incredibly brazen”.

But Michael Sly, chairman of the NFU Sugar board, welcomed the decision, saying he was “relieved”.

キャンペーン・グループのFriends of the Earthは、この動きを「信じられないほど図々しい」と評した。

しかし、NFU砂糖委員会のマイケル・スライ委員長は、この決定を歓迎し、「ほっとしている」と述べた。

 

“The British sugar beet crop continues to be threatened by virus yellows disease, which in recent years has caused crop losses of up to 80%. The home-grown sugar industry is working hard to find viable, long-term solutions to this disease,” he said.

「英国の甜菜は、近年80%もの損失を出しているウイルス性黄化病の脅威にさらされている。自国の砂糖産業は、この病気に対する実行可能で長期的な解決策を見つけるために懸命に努力している」と述べた。

The Department for Environment Food and Rural Affairs (Defra) said strict conditions would be in place and the pesticide – a seed treatment called thiamethoxam – could only be used if independent modeling predicted a yellows virus incidence of 63% or above.

環境・食料・農村地域省(Defra)は、厳しい条件が設けられ、独立したモデリングにより、イエローズウイルスの発生率が63%以上と予測される場合にのみ、チアメトキサムという種子処理剤を使用することができると述べている。

 

“The health of us all and the planet depends on their survival. The government must fulfill its duty to protect wildlife and keep pesticides off our crops for good.”

「私たち人間と地球の健康は、彼らの生存に依存しているのです。政府は野生生物を保護する義務を果たし、農作物から農薬を永久に排除しなければなりません。」

The UK’s decision comes just days after the Court of Justice of the European Union said that EU member states could not offer exemptions to the bloc’s ban on crop seeds treated with neonicotinoids.

英国の決定は、欧州連合司法裁判所が、EU加盟国はネオニコチノイドで処理された作物の種子の禁止に対する免除を提供することはできないと述べた数日後に出されたものである。

 

 

〜まとめ〜

いかがでしたでしょうか。

ミツバチが農業の根幹を支える存在であることは、ご存知かと思います。

ミツバチと人との共存がうまく機能すると、自然環境負荷(burden on the environment)もより少なくなるのでしょうね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。