みなさん、こんにちは
〜はじめに〜
英語学習中級者の皆さん、普段どんな勉強をしていますか?
単語帳や参考書にかかりきりで、飽きてしまったな、、、と思っている方はいませんか?
そんな方へ是非にお勧めしたい勉強法は、生の英語に触れる、英語記事を読むことです!
英語記事を読むことは、英語の表現を学習できるだけではなく、内容を自身の英語学習に活かすことができますので、ぜひ活用してほしい勉強法です。
そんな勉強を始めたい方へ、シリーズで英語記事をご紹介しています。
※前回のシリーズ記事「【英語学習のコツ!中級者向け】英字記事を読もう!⑳日本人の英語力~前編」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
今回は、日本人の英語力に関する記事です。
早速英語記事を読んでいきましょう!
前回号に引き続き、日本人の英語力に関する記事です。
(引用元) https://foreignpolicy.com/2020/05/26/japan-doesnt-want-to-become-another-casualty-of-english/
foreign policy.com
英語学習素材として重要(自分の英語に取り込みたい表現)な箇所を太字にしています。
タイトル:Japan Doesn’t Want to Become Another Casualty of English
English skills bring status, but the public remains stubbornly bad at learning.
日本は英語の犠牲者になりたくない
英語ができるとステータスになるのに、国民は頑なに勉強の仕方が改善しない
The practical economic benefits of English for Japan might seem clear. Japan’s population fell by a record rate in 2019. Foreign residents now make up more than 2 percent of the population, nearly double the proportion 20 years ago. In the last two years, Japan has created new visa programs to attract more foreign workers, highly skilled and service sector employees alike, although the new workforce, especially caregivers, mainly comes from its Asian neighbors.
日本にとって英語の実用的な経済効果は明らかかもしれない。日本の人口は、2019年に過去最高のペースで減少しました。外国人居住者は現在、人口の2%以上を占め、20年前のほぼ2倍の割合になっています。この2年間、日本はより多くの外国人労働者、高技能者、サービス業従事者を引き寄せるために新しいビザプログラムを作りましたが、新しい労働力、特に介護士は主にアジアの近隣諸国からやってきます。
“If you know how to speak English, people think you’re smart,” said Maki Shirase, a Japanese undergraduate studying at the City University of New York. “That’s a pretty big benefit.” The discourse around English as a challenging skill that doesn’t come naturally to many people may be an additional barrier for everyday learners.
“After graduating college, when I visited my hometown, some of my friends started to treat me differently,” Shirase said. “Not making fun of me, but the fact that I had studied abroad and spoke English made me different.”
ニューヨーク市立大学に留学中の日本人大学生、白瀬麻紀は「英語が話せると、頭がいいと思われます。」「これはかなり大きなメリットです。」英語は多くの人にとって難しいスキルであり、自然に身につくものではないという風潮は、日常的に英語を学ぶ人にとってさらなる障壁となるかもしれません。
「大学卒業後、故郷を訪れると、友人たちから違う扱いを受けるようになりました。」と白瀬さん。「バカにしているわけではなく、留学していたことや英語を話せるということで、私を特別扱いするようになったのです。」
The emergence of the coronavirus has also shaken up the global balance of power, leading some to speculate that the United States’ bungled pandemic response may change the Japanese perception of America.
“The U.S. response to COVID-19, which falls short of what is expected of the largest economy in the world, may change the perception of U.S. superiority permanently,” Morita, the Nagoya University professor, said. “I’m not very optimistic about the future of English in Japan. Nihonjinron thinking is still strong.”
コロナウイルスの出現は、世界のパワーバランスも揺るがし、米国のパンデミック対応の失敗が、日本人の米国に対する認識を変えるかもしれないと推測する人もいるほどだ。
名古屋大学の森田教授は、「COVID-19に対するアメリカの対応は、世界最大の経済大国として期待されるものにはほど遠く、アメリカが優位にあるという認識を永久に変えてしまうかもしれない」と語った。「日本での英語の将来はあまり楽観視できない。日本人論思考はまだまだ強い。”
〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか。
アメリカ頼みで経済発展を成し遂げてきた日本の一面が指摘されています。
今後は英語のメリットをどう自分たちで活かしていくか、日本全体を巻き込んだ議論が必要になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。
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