みなさん、こんにちは
〜はじめに〜
英語学習中級者の皆さん、普段どんな勉強をしていますか?
単語帳や参考書にかかりきりで、飽きてしまったな、、、と思っている方はいませんか?
そんな方へ是非にお勧めしたい勉強法は、生の英語に触れる、英語記事を読むことです!
英語記事を読むことは、英語の表現を学習できるだけではなく、内容を自身の英語学習に活かすことができますので、ぜひ活用してほしい勉強法です。
そんな勉強を始めたい方へ、シリーズで英語記事をご紹介しています。
※前回のシリーズ記事「【英語学習のコツ!中級者向け】英語記事を読もう⑲「英語を早くマスターする方法について」後編」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
今回は、日本人の英語力に関する記事です。
早速英語記事を読んでいきましょう!
(引用元) https://foreignpolicy.com/2020/05/26/japan-doesnt-want-to-become-another-casualty-of-english/
foreign policy.com
英語学習素材として重要(自分の英語に取り込みたい表現)な箇所を太字にしています。
タイトル:Japan Doesn’t Want to Become Another Casualty of English
English skills bring status, but the public remains stubbornly bad at learning.
日本は英語の犠牲者になりたくない
英語ができるとステータスになるのに、国民は頑なに勉強の仕方が改善しない
In a 2019 survey, Japan dropped to 53rd in global English proficiency, squarely in the “low proficiency” band.
Japan ranks near the bottom of Asian and developed countries alike despite constant reshuffling and refinement of the English educational curriculum in schools and the frequent assertions, acknowledged by Japan’s Ministry of Education, that English-language skills are needed to compete in the modern economy.
2019年の調査で、日本は世界の英語能力ランキングで53位に転落し、「低習熟度」帯に真っ向から食い込んでしまった。
学校での英語教育カリキュラムが常に見直され、改良され、日本の文部科学省も認めるように、現代経済で競争するためには英語力が必要だと頻繁に主張しているにもかかわらず、日本はアジア諸国や先進国の中で最下位に近い順位にあるのです。
The failure to adopt English is particularly unexpected given that the English language—and the whiteness associated with it—signifies privilege in Japan. Countless advertisements flaunt white foreigners on TV and use English aptitude as the basis for selling products.
Top companies such as Rakuten, an e-commerce website and the Japanese competitor to Amazon, place immense weight on English proficiency, whether or not English is needed for an employee’s role.
Eikaiwa (English conversation) programs run daily on TV, and accounts featuring videos of Japanese American children speaking English cultivate tens of thousands of Instagram followers.
日本では英語とその純粋な必要性が大きな意味を持つことを考えると、英語をもっと積極的に学習しないことは特に予想外である。テレビでは無数の広告が白人の外国人を誇示し、英語の適性を商品販売の基準としている。
アマゾンと競合する電子商取引サイトの楽天のようなトップ企業は、英語が職務上必要であるかどうかにかかわらず、英語能力を非常に重要視している。
テレビでは連日英会話番組が放送され、インスタグラムでは日系アメリカ人の子供たちが英語を話す動画が数万人のフォロワーに支持されている。
Yet the spread of English has left behind a “trail of dead”: mangled languages, literatures, and identities. As countries around the world scramble for widespread English, there’s a fear of losing their own traditions, cultures, and even names.
しかし、英語の普及は、言語、文学、アイデンティティの混乱という「死者の道」を残した。世界の国々が英語の普及に躍起になるにつれ、自国の伝統や文化、そして名前までもが失われる恐れが出てきたのだ。
English became a tool of the Japanese elite throughout Meiji era Japan’s relentless race to catch up technologically with the West. And while Japan was never a colony of a Western country, the U.S. occupation after World War II lasted for seven years—enough time for the U.S. military to implement widespread political and economic changes throughout the country.
In the Cold War, Japan came under the U.S. nuclear umbrella of protection from the Soviet Union, further cementing America’s image as a symbolic protector.
明治時代、欧米に必死に技術で追いつこうとした日本のエリートは、英語を道具として使っていた。日本は欧米諸国の植民地ではなかったが、第二次世界大戦後のアメリカによる占領は7年間続き、米軍は日本全国で政治的、経済的な改革を実施するのに十分な期間であった。
冷戦時代には、日本はソ連から守るためにアメリカの核の傘の下に置かれ、アメリカは象徴的な保護者としてのイメージをさらに強固にした。
〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか。
少し日本人には厳しい論調で書かれていますが、
日本人英語学習者として、身の引き締まる思いがしました。
この続きは次号で解説します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。
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