【英語学習のコツ!】シャドウイングは絶大!?効果4選

シャドウイングは絶大!?効果4選

皆さん、こんにちは!

はじめに シャドウイングは最強のトレーニング

皆さん、シャドウイングやっていますか?

英語の音声を聞き、その名のごとく影(シャドウ)になって声に出していく音読トレーニングです。

一時期より注目されなくなりましたが、個人的には英語トレーニング方法の中でやはり最強だと思っています。

この記事では、シャドウイングの凄さをあらためてお伝えしようと思います。

 

①リスニングに効く!

シャドウイングはスピーキング力向上のため、と思っている人も多いでしょう。

しかし、多くの研究結果が示しているのは、実は「シャドウイングはリスニング力向上に最も寄与する」ということです。

シャドウイングのトレーニングでは、インプットは「音」だけが頼りです。

シンプルに「聴く」→ほぼ同時に「発話する」ことが求められますから、その聴く時の集中力は全神経を注いで行く必要があります

当然、音声は待ってはくれません。

一度聞き逃すと、シャドウになれずに置いて行かれるでしょう。

遅れずについて行こうとする時の「集中力」こそが最も脳を活性化させ、短期間で効果を発揮できるようになるのです。

 

②スピーキングに効く!

ネイティブの様にスラスラと話したい!と思う人は多いでしょう。

そのためにも、シャドウイングが効きます!

日本人向けにつくられた英語教材は、実は「ゆっくり、はっきり」発話されているのです。

英語では「adapted materials」といいます。

TOEIC550点以上の中級者の方は、ネイティブスピードの「authentic materials」でシャドウイングを行って下さい。

そして、できればシャドウイングをしている自分の音声をICレコーダー等で録音しましょう。

オリジナルのネイティブと遜色ないくらいまで引き上げることが出来るかがポイントです。

聞き比べて何度もトレーニングをして、「ネイティブ並のスラスラ」に到達しましょう。

 

 

③ライティングに効く!

 

選ぶ素材次第で、ライティングのトレーニングになります。

中級者以上の方は、ビジネスニュースや時事問題を取り上げた素材を選んでシャドウイングして下さい。

ライティングの多くは、フォーマルな形式であることが多いためです。

フォーマルな形式を習得するには、「少しお堅い英語を正確にコピーする」ことが効果的です。

通勤や通学の途中でシャドウイングして、家や職場に着いたら、頭の中に残っている内容を書き出してみるのが良いでしょう。

毎日繰り返せば、シャドウイングを起点として、ライティング力の飛躍的向上が見込まれますね。

 

 

④リーディングに効く!

私たち人間が文章を「読んで」いる時、頭の中ではその「音声」が流れています。

私たちの脳は、「文字情報」を瞬時に「音の情報」に変換して理解しています。

つまり、リーディングとリスニングは表裏一体なのです。

上記リスニングの所でも述べましたが、一回で理解しようとする時の「集中力」が言語習得には最も効果的です。

ですので、集中してシャドウイングを繰り返すと、リーディングスピードが上がります。

また、俗にいう「頭の中で日本語に訳してしまう」悪習慣を取り除くことも出来ますから、シャドウイングでリーディング力が上がるのです。

 

 

まとめ

結局、シャドウイングの効果は英語4技能すべてに効く!ということが分かりました。

そして、当然ながら語彙・熟語表現・文法の基礎力も鍛えることが出来ます。

重要なことは、素材選びを間違えないこと。

自分の今の英語力より、少し難しいもの(かつ内容が面白い!と感じるもの)を選びましょう。

シャドウイングで覚えた知識は、そのまま自分の意見に応用できますから、納得のいく素材でとことんやりこみたいですね。

また、シャドウイングの前にはそのパッセージの内容をきちんと理解している必要があります。

分からない単語をそのままシャドウイングしても効果がありませんので、きちんと理解した上で、やり込むようにしてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

皆さんの英語力向上の手助けにに少しでもなれば幸いです。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。