旅行が好きで趣味が仕事になってしまった元海外添乗員兼英語の通訳ガイドの私が、英語の便利表現や学習方法などの情報を発信しています。
今回は前回に引き続き数学の英語表現についての記事を書きます。
私は昔から数学が苦手ですが、そのせいか、数学式などについて英語でなんて言うかの勉強を疎かにしていたことに気付きました。
自戒の念を込めながら、私が勉強した内容【応用数学編】を今回シェアさせていただきます。
基礎を駆使して頑張ろう!応用数式の英語表現
前回の基礎編でシェアしました、足し算、引き算、掛け算、割り算、小数(decimals)、分数(fractions)の知識をフル動員していきましょう!
文字式(literal expression)
ax+cx=c
a x plus c x equals (is) c
9cx – 89 by + 100 cx = bc
Nine cx minus eighty-nine by plus one hundred cx equals (is) bc
4b / c
Four b over c
※=はequals でも is でもOKです。
※分母が文字式の場合、基本ルールの分子→分母の順番で読むルールに加えて分子と分母の間をoverで繋ぎます。
もう少し例を挙げます。
4560 x / abc
Four thousand five hundred and sixty x over abc
aby x / 43 xyc
aby x over forty-three xyc
50.24 + 89 / b ÷ ab / xy = vx
Fifty point two four plus eighty-nine over b divided by ab over xy equals vx
文字式はそのまま読んでいけば良いだけです。分数が入ってきたら、「overのルール」に従って、落ち着いて読んでいくのです。
累乗(power)
累乗は見た目的にも読みにくそうなイメージを持つのは私だけでしょうか。しかし!ルールに従い落ち着いて読んでいけば大丈夫です。底(base)の後に指数(exponent)部分を、to the number + th (power)の形で読みます。そして最後のpowerは省略されることがあります。
97 Nine to the seventh (power)
45 Four to the fifth (power)
6-5 Six to the minus fifth (power)
4560845 Four thousand five hundred and sixty to the eight hundred and forty-fifth power
なんだ、簡単だね!と思う方も多いでしょう。しかし!累乗には以下のplusルールが存在します。
102 ten squared
103 ten cubed
252 twenty-five squared
498763 forty-nine thousand eight hundred and seventy-six cubed
2乗の場合は squared 、3乗の場合は cubed が用いられます。ちなみに2乗するという動詞はsquare、他の表現としてはraise ① to the second power、3乗するという動詞は cube、他の表現としてはraise ① to the third power となります。
根号(radical sign)
根号(ルート)です。私と同じ、数学に苦手意識をお持ちの方は√と聞くor 見るだけで抵抗感があることかと存じます。結論から申し上げると英語でもめんどくさいです。しかしながら、避けては通れません。頑張りましょう。
平方根(square root)
おそらく、ルート計算といえば、まずはここからはじまったと記憶しています。√の左に小さい数字(数学ができない私の表現方法)が無い場合、日本語で言う「ルート〇〇」は、the square root of 〇〇となります。
√5 The square root of five
√8 The square root of eight
√3 The square root of three
ちなみに、平方根とは「2乗してaになる数」です。aとは、√a です。すみません、このあたりから私の頭はついていきませんが・・・。私としては、次の立方根を見た時に少し理解できました。
立方根(cube root)
立方根とは「3乗してaになる数」です。数学苦手の私としては√の左横に3がある場合は立方根で、これを読む場合、the cube root of 〇〇となります。
例えば、
3√2
はthe cube root of two です。
■■乗根(number + th root)
立方根の次は同じルールに従い、「■■乗してaになる数」となります。英語で表現するなら、the number + th root of ~の形で読みます。
4√7
The fourth root of seven
8√3
The eighth root of three
数字や数学式を英語で伝えるの難しい!
今回の算数の問題は計算としては簡単で誰もが出来る内容だったと思います。しかしながら、この記事を読んでいただいている方で、はたして何人が、「余り●●」や分数「fractions」、少数「decimals」を即答で英語にできたでしょうか。
先に述べたように、私は算数分野の英語をきちんと勉強していませんでしたから、いずれも即答できませんでした。私と同じような方に共感いただき、少しでも勉強になったと思っていただけたら幸いです。
最後に、以下、よく出てくる難しい数式の読み方を参考までに添付します。
二次方程式の解の公式
X = -b±√b2-4ac/2a
x equals minus b plus or minus the square root of b squared minus four a c over two a
※文字式で分数の場合、overを使うというルールに注目!
※√の左側に小さい数字が何もなければsquare root of を使う!
※±はplus or minusという読み方になります。
因数分解(factorization)
(今回やっていませんが、基礎ができれば後は慣れるだけ!)
a3±b3=(a±b)(a2±ab+b2)
a cubed plus or minus b cubed equals a plus or minus b times a squared minus or plus a b plus b squared, respectively.
※ respectively は「それぞれ」という意味です。±がそれぞれこの順で対応していることを示します。
元海外旅行会社の営業マン&添乗員
その後、公立高校の英語教員に転職。英語教育経験を経て再び旅行業界にカムバックしました。現在は、北海道で英語ガイドを満喫中です。海外旅行や英語ガイディングで必要な英語フレーズや語法、単語、コミュニケーションについて中心に執筆しています。
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