こんにちは、Brightです。
今回は、TOEICのリスニング対策について書いてみようと思います。
TOEICはPartごとにそれぞれの対策があるのですが、今回はリスニング全般に使える勉強方法についてのお話です。
TOEICリスニング対策全般にいえる一番の方法は「音読」
私が考えるリスニング対策の一番の方法は「音読」です。
「音読」というと、スピーキングや発音の練習方法かと思いますが、
実は、リスニングにも大変効果的な練習方法なのです。
なぜかというと、英語習得の原理原則のひとつに以下があります。
「自分が発音できることは聴き取ることができる」
逆を言えば「自分が発音できないことは聴き取ることもできない」というのがあります。
また、自分が発したことは自分が一番聞いている、つまり声に出して発音やアウトプットの練習をする「音読」は、結局リスニングにも活かされていくのです。
音読をする時の流れ
音読をする時の流れとして、以下のような順序でやってみることをお勧めします。
・1分~1分半程度の、本文・日本穂語訳のある音源を用意する。
(テキストであれば、見開きで英文と日本語文で分かれているテキストが良い)
・まずは何も見ずに聞いて、どのような内容かイメージする。
・もう一度聞いて、できる限りの単語を書き出す。
(これをすることで、より集中して聞くことができる。)
・英文を確認する。
(日本語はまだ見ない。)
・英文を見ながら、1文ずつ聞いて、発音していく。
・聞かなくても発音できる程度まで練習する。
・音源のスピードに合わせて一緒に読む。
(オーバーラッピング)
・音源に置いて行かれなくなる程度まで繰り返す。
・テキストを閉じ、音源を聞いて、聞こえてきたものを口にする。
(シャドウイング)
・もれなく発せられるまでひたすら繰り返す。
・日本語の意味を確認する。
(ここまでは日本語は気にせず、音だけを意識する。)
・日本語も把握したうえでオーバーラッピング、シャドウイングをする。
(音に日本語の意味を乗せるイメージ)
以上です。試してみてください。
英語は英語のまま頭にイメージを浮かべて理解する
日本語の意味を最後まで頭に入れないのは、
英語に集中し、英語を英語で理解しようとする癖をつけるためです。
英語をいちいち全て日本語に置き換えていると、
その回数分、認識が遅れて、リスニングについていけなくなってしまうのです。
英語は英語のままで頭にイメージを浮かべて理解する。
言葉は違うとしても、イメージする対象は同じになってくる。
「犬」と聞いて「ワンワン鳴く動物」をイメージする。
同じようにように「dog」と聞いて「ワンワン鳴く動物」をイメージする。
単語はこのようにして身につけていけば良いかと思います。
最後は感覚的な部分だと言いたいのですが、
うまく伝わりましたか。
リスニング対策には「音読」がオススメです♪
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Hi.Bright.
音読の詳細、大変役にたちました。Thank you so much.
今、1年間でビジネス英語を獲得した方の本を読んでいますが、教材は映画1本で、全てそのまま言えるようにしたら、何でも全部聞き取れるようになったそうです。理屈は同じかな、と思いました。TOEIC up grader にちょうど良いものがあるので早速実行します。