【役に立つ英語学習!】”though”とは違う!”even though”を使いこなそう!

【役に立つ英語学習!】"though"とは違う!"even though"を使いこなそう!

こんにちは。フルーツフルイングリッシュ講師のAtsukoです。

役に立つ英語学習をお届けしています!

※前回の記事「【役に立つ英語学習!】なぜ人名にはwhoの制限用法を使わないのか?」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!

今日は、接続詞の “though”“even though” のお話です。

この2つの接続詞は、どちらも対比(contrast)を表すために使われます。「~だけれども」「~に関わらず」と訳されることが多いですね。

ただ、2つには微妙なニュアンスの違いがあります。

皆さんは、適切な使い分けが出来ていますか?

それでは、この“though”“even though”の2つの微妙な違いを確認していきましょう!

 

Thoughの基本的な使い方

“though” は、比較的カジュアルな対比を示すために使用されます。

Though it was raining, we went for a walk.(雨が降っていたけれども、私たちは散歩に出かけました。)

She finished her homework though she was tired.(彼女は疲れていたけれど、宿題を終わらせました。)

このように、

“though” は、日常会話やカジュアルな文章でよく使われ、フォーマル感が強い “although” に比べると、トーンが柔らかい感じがします。

 

Even Thoughの基本的な使い方

一方、“even though” は、より強い対比や予想外の結果を強調するために使われます。

Even though it was raining, we went for a walk.(雨が降っていたにもかかわらず、私たちは散歩に出かけました。)

“even though”は、特にフォーマルな文章や重要な対比を強調したい場合に使用されます。

 

“though”“even though”、使い分けのポイント

強調の違い

「though」は軽い対比を示すのに対し、「even though」はより強い対比や予想外性を強調します。

たとえば、「Though he was tired, he finished his work.」と「Even though he was tired, he finished his work.」では、後者の方が彼の努力や結果の意外性を強調しています。

フォーマルさ

「though」はカジュアルな文脈でよく使われ、「even though」はフォーマルな文脈で好まれます。

ビジネス文書や公式なスピーチでは、「even though」を使用することで、より明確で強調された対比を示すことができます。

 

まとめ

「though」は軽い対比を表す際に使われることが多く、それに対し、「even though」は強い対比や予想外の結果を強調します。

2つの違いを理解し、適切に使い分けることで、より効果的な表現を作ることができますね。

 

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海外で学び、アメリカでの生活が20年以上。英語力はネイティブレベル。アメリカの公認会計士として15年以上働いた経験があり、豊富な実務経験を活かしたビジネスライティングの指導には定評がある。お客様評価も高く人気のある先生。