こんにちは。インストラクターのAtsukoです。
先月に引き続き、辞書をいかにうまく利用して、英語学習に役立てるかのコツについてお話したいと思います。
※先月の記事、「英語学習のコツ!】”Dictionaries are your best friend!” 辞書を正しく使っていますか?」はこちらからどうぞ!
例文は読むべし!
先月と同様、”encourage”の例文を見てみましょう。Collinsのオンライン辞書では、
When things aren’t going well, he encourages me, telling me not to give up.
という例文があります。この例文も簡単な英語で書かれていますよね。このブログを読んでいる皆さんの殆どが辞書無しで意味が分かるのではないかと思います。
この例文で何を学べるでしょう?he encourages me…という構文があり、「encourage + 人」という構文が使えることが分かります。もう一つ読んでみましょう。
We want to encourage people to go fishing, not put them off.
この例文では、「encourage + 人 + to do」の構文が使われ、「人に~するようにencourageする」という意味を作ることが分かります。
ネイティブが書いた、ネイティブが使う、こうした簡単な例文を読むことで、生きた英語を学べるのです。
英語は物真似が大事
私は、英語学習の基本は物真似ではないかと思います。これは、英会話ではもっと顕著ですよね?英語の発音を覚えるには、ネイティブの発音を真似します。ですから、物真似芸人の人達の多くは、とても綺麗な発音の英語を話せるのです。
でも、英作文も同じです。先ほど読んだ例文を真似て、何か文を作ってみて下さい。
I always encourage my son to learn English.
He was encouraged by his mother to learn English.
隙間時間に英英辞典
次々と分からない単語が出てくるから、英英辞典は使いたくない!と決めつけないで、隙間時間に、自分がよく知っている単語を英英辞典で調べてみて下さい。例えば、”love”は誰も知っている単語ですよね。
a profoundly tender, passionate affection for another person
この一行を読むのに何十秒しかかかりません。でも、これだけでも、頭の中に英語脳の基礎が出来てくるのです。
もう一つのお勧めは。。。
英語の単語を調べてもピンとこない時には、Synonymsをチェックすることもお勧めです。Thesaurusと呼ばれることもありますが、類語辞典のことですね。分からない単語の類語を読むことで、その単語の持つ本来の意味が見えてくることもあると思います。
急がば廻れ。時間がかかると毛嫌いしないで、英英辞典を使ってみて下さいね。
海外で学び、アメリカでの生活が20年以上。英語力はネイティブレベル。アメリカの公認会計士として15年以上働いた経験があり、豊富な実務経験を活かしたビジネスライティングの指導には定評がある。お客様評価も高く人気のある先生。
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