みなさん、こんにちは!
TOEICを受けるにあたって、公式問題集などを買ったことのある方も多いと思います。TOEICの問題集は安いものではないので、受験が終わって使わなくなってしまっては勿体ないですよね。
今回は、普段の英語学習に使えるTOEIC問題集の活用方法をお伝えしたいと思います。
TOEICリスニングパートは英語4技能全方向に使える!
TOEICのリスニングパートは1〜4までありますが特に使えるのはPart2とPart4です。
まず、Part2は問題文、回答の選択肢ともに短い文章で構成されているので、ディクテーションに最適です。ディクテーションを繰り返すことで自分が聞き取れない音のパターンを発見し克服していくことができます。
Part4は一人のスピーカーが話す30秒程度の文章を聞く形式です。
これは音読、速読、シャドーイングやオーバーラッピング、暗記してスピーキング、パラフレージングとかなり多方面に使える優良教材です。
チャンクリーディングと音読をすることで速読力を鍛え、シャドーイングとオーバーラッピングで口を鍛え、暗記してスピーキング、パラフレージングでアウトプットすることで、自然な英語の語彙や表現を鍛えることができます。
こちらのトレーニングは負荷がかかるので、2、3日かけて1つのスクリプトを終えると良いと思います。
TOEICのリスニングパートを使った学習手順
1. スクリプトを読み、分からない単語を調べ、内容をしっかり理解する。
2. チャンクごとに音読しながら内容を思い浮かべる。
3. 音読が音源のスピードに追いついてきたら、どの単語が強調されているのか等イントネーションも細かく確認する。(シャドーイング、オーバーラッピングでイントネーションも再現できるように)
4. キーになる単語を見て話の流れを再現できるか確認する。(口をついて出てくるくらいに暗記出来たらパラフレージングも試すと表現力が上がります)
TOEICリーディングパートでは精読を!
リーディングパートで特に使えるのはPart7の長文問題です。
ザッと読んでなんとなく理解していた文章があれば、時間をかけて全ての文章をしっかり理解できるまで精読してみましょう。日本語訳と照らし合わせて、なぜそのような意味になるのかが理解できればO Kです。
そうすることで今まで忘れていたり、曖昧に理解していた文法構造などが浮き上がり、弱点克服につながります。
TOEICの長文一つ一つ自体はそこまで難しすぎず長くない文章なので、長文に苦手意識のある方も気軽に取り組むことができると思います。
いかがでしたでしょうか。
TOEICの問題集は極端に難しすぎず、問題数も多く内容も実用的でありながらバラエティに富んでいます。
また、リスニングパートでは米国、英国、オーストラリア、カナダのスピーカーがわかりやすくはっきりと話しているので、国ごとの英語の特徴がどのようなものなのかを知るのにも最適です。
このようにTOEIC問題集は,TOEIC受験だけでなく総合的な英語学習にも使い回せる優良な教材です。すでに持っている方はぜひ活用してみて下さい。
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海外・外国語大好きライター。
高校生のとき初めて訪れたイギリスがきっかけで、海外の魅力にどっぷりハマる。
英語の他にも様々な言語を学び(ロシア語、フランス語、ポーランド語など)、外国語学習の面白さを知る。
国内で英語を習得し、独学でTOEICスコア870点取得。
二度の留学や海外一人旅、英語講師、商社の海外営業事務として勤務した経験から、英語学習に役立つコンテンツをお届けします。
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