こんにちは、羊の数が人より多い国ニュージーランドに暮らすA.Mioです。
あとひと月ほどで雪のクリスマスを迎える北半球とは異なり、南半球に位置しているニュージーランドでは日ごとに日差しが強くなり、これから本格的な夏に向かうところです。
夏になるとキャンプ、ビーチ、バーべキューなどの屋外でのアクティビティーを思いっきり楽しむのが自然に囲まれたニュージーランド流の夏の過ごし方です。私自身も毎年思う存分夏を謳歌するようにしているのですが、それに伴って1つの大きな問題に直面します。
それはSandfly(サンドフライ)です。
Sandflyは文字通りハエの一種なのですが、蚊やブヨのように人を容赦なく刺してくる1ミリ~数ミリ程度の羽のある小さな虫です。これに刺されると刺された箇所がぷくっと腫れ上がり、痒さが尋常ではありません。日本の蚊に刺された時とはまた違った局地的な痒さです。Sandflyは黒い色を好む習性があるようで、不幸にも黒い服を好んで着る黒髪の私に容赦なく襲いかかってきます。私がこちらに移り住んでからこの10年ほどで刺されて掻きむしった所が茶色い斑点になり、まるでニュージーランドに暮らしていることの証のように年々体のあちこちにその痕が刻まれていきます。
そんな状況の中で大活躍するのはinsect repellent(虫よけ)です。こちらではSandflyにターゲットを絞った専用のinsect repellentがスーパーや薬局で売られています。最近では化学成分を使用しない自然志向のものもよく目にすることがあります。普段の英語学習の中であまりinsect repellentという語を使って覚える機会は多くはないと思いますので、ご存じなかった方はこれを機に覚えておくと海外の自然の多い地域にお出かけの際に案外役に立つかもしれません。
ちなみに、こちらの地元の人々(Kiwiとよばれます)は生まれた時からSandflyに刺されることで免疫(immunity)が体の中にある様で刺されてもひどく腫れあがることは無いようです。こちらはある夏に私がニュージーランド人の夫と交わした会話の一部です:
Me: Look at my Sandfly bites! It’s badly swollen!
(サンドフライに刺されたところを見てよ。すごい腫れてる!)
I don’t think it’s fair because your skin doesn’t react like mine!
(あなたの肌は私のみたいに反応しないのはフェアじゃないよ。)
My husband: That’s because I’ve lived here in New Zealand all my life, and have built up an immunity to Sandfly bites.
(だって僕は生まれてきてからこのかたずっとここニュージーランドに暮らしてるからサンドフライに対する免疫があるんだもの。)
この会話の後に、一体あとどれくらいの年月で私の体の中にSandflyに対する免疫ができ上るのかな、とふと考えてしまいした。
これを書いている今もSandlyが目の前を飛んで通り過ぎていきました、、、、。おっと!
<今日のポイント>
虫よけは英語でinsect repellentと呼ばれますので、覚えておきましょう!
日本だけでなく海外でも英語指導経験のある講師。大学卒業後一貫して言語指導に取り組んでおり、学習者の立場になり分かりやすく、親しみのある指導を心がけています。ニュージーランドで日本語指導経験もあり、教えるということに関してはまさしくプロ!
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。