みなさん、こんにちは!
みなさんは普段どのような環境で英語学習しているでしょうか。
ご自分の部屋ですか?それともカフェでしょうか?それとも図書館ですか?学習というのはその勉強法のみならず、どのような環境で普段勉強しているかによっても学習の成果は変わってきます。
せっかく自分の人生の大切な時間を使って勉強しているのですから、より学習効果の高い環境の中で勉強したいものです。
今回はそんな「学習に適した環境づくり」をテーマに、心理学の知識を応用してお伝えしていきたいと思います。みなさんの現在の環境と照らし合わせながら読んでみてください。
学習環境づくりー英語の教材は近くに配備
さて早速ですが、私が常日頃から実践している環境づくりについてお伝えしていきます。
それは「教材は近くに配備」です。
これは私が学生時代からずっと意識していることなのですが、勉強に必要な教材や参考書等は常にテーブルの近くに置いておきます。
例えば、リビングのテーブル脇や自分の部屋の机の上でもいいでしょう。本棚にキチンとしまって管理するのではなく、「近くに置いておく」ということがポイントです。こうすることで「よしっ!勉強しよう!」と思いたったら、すぐ手に取って学習を始めることができますし、高いモチベーションのまま勉強を開始することができるからです。思ったときに始めることで勉強のリズムに乗っかることができるのです。
もっと言ってしまえば、近くに置いておくだけでなく、むしろ参考書を開いて置いておいてもいいくらいです。こうしておくことで「あの参考書はどこに置いたっけ…」や「えっと…今日は何ページからだっけ…」といったことを考えずに、スムーズに勉強に取り掛かれるわけです。しっかり本棚や机の引き出しの中に参考書をしまっておくことも良いことですが、私のように飽きっぽくてずぼらな方は、あらかじめ自分の近くに配備することをお勧めします。
英語学習にとりかかるときのコツー行動までの工程は少なくする
詳しくご説明すると人間は工程や手順が多ければ多いほど億劫に感じてしまい、行動を先延ばしにしてしまう性質があるのです。
例えば、いざ勉強しようと思ったときに
「筆記用具を出す→ノートを準備→教材・参考書を本棚から探す→参考書の該当のページを開く…」
といった具合に、短時間ではありますが勉強に取り掛かるまでに工程が多いと人間は「面倒くさい…」と感じてしまいがちです。
さらに心理学でいう「ウィルパワー(意志の力)」も無駄に消費してしまうのです。最大限勉強にウィルパワーや集中力を使いたいのでしたら、上記のようにあらかじめ教材を手元に置いておきいつでも思ったときに勉強をスタートできるようにしておきましょう。小さな工夫ですが、この効力は侮れません。実践していただくとおわかりになりますが、「筆記用具を出す→勉強開始」といった環境にすることで勉強へのハードルを下げることに繋がるのです。
私も単語帳には常に蛍光ペンを挟んでおき、すぐに開いて単語学習を始められるようにいつも手元に置いてあります。むしろ近くに置いてあるだけで、モチベーションが高くなくても単語帳を開きたくなってくるのです。おかげでスキマ時間にちょくちょく単語に触れているせいか、今では10000語以上は英単語を覚えている状態にあります。
「塵も積もれば山となる」とは言われていますが、本当にそうだと実感しています。「近くに置いたぐらいで変わるのか…!?」と思う方もいるかもしれませんが、そう思う方こそやってみていただきたいです。そしてご自身の経験を通して、この環境づくりが適切かどうか判断してみましょう。
いかがだったでしょうか。
今回は環境づくりの一環として、「教材は近くに配備」ということに関してお伝えしていきました。
これは未だに私が実践していることであり、勉強しようと思ったときに(思わなくても)すぐに勉強を始めることができるため、特に飽きっぽい方には有効な方法かと思います。ぜひ今後のみなさんの環境づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。
国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。
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