PART6は長文穴埋め問題
PART6は長文穴埋め問題です。
単一の短い文の中に1つだけ空欄があるPART5とは異なり、PART6では長文の中に複数の空欄があります。
メールやお知らせなどの長文の中に4つ空欄があり、それぞれに入れるのに適切な語句や文を選択肢から選びます。
長文は全部で4つあり、それぞれの長文に4つの設問(空欄)があるため、PART6には全部で16問あることになります。
PART6のタイムマネジメント
PART6は何分くらいで解くのがよいのでしょうか。
これは一つの考え方ではありますが、基本的には10分程度で解くのが良いでしょう。
なぜ10分なのか。
リーディングセクションの制限時間は75分です。
PART7はいわゆる「長文読解問題」であり、1問につき平均1分程度かかると言われています。
PART7は全部で54問ありますから、PART6が終わった段階で最低でも54分残しておきたいところです。およそ55分ですね。
75分から55分を引くと残るは20分。
そして「PART5は10分で解きましょう」と言われることが多いです。
PART5は30問ですから、1問平均20秒という現実的な数字です。
20分からPART5の10分を引いて残ったのが10分。
これがPART6に使える10分ということです。
PART6は長文4つですから、長文1つ(設問4つ)につき平均2分30秒使えるということになります。
PART6の解きかた
PART6の解きかたはPART5の解きかたとほぼ同じです。
文法問題であれば文構造を見て解く。
語彙問題であれば文の意味をしっかり考えてときましょう。
ただし、PART6では注意しなければならない点があります。
それは、PART6では「空欄の存在する文だけでその問題が必ずしも解けるわけではない」という点です。
多くの設問は、空欄のある文以外のどこかにその問題のヒントがあります。
例えば「長文の1文目に空欄があったとしても、そこから3文ほど読み進めなければ正解にたどり着けない」というようなことが非常によくあります。
したがって、PART6では「空欄を見たらすぐ解く」と思うのではなく、「空欄を見て、もう少し読み進めて見て(場合によっては最後まで読んで)から解く」と思っておくといいでしょう。
PART6の文選択問題
PART6には「文選択問題」というものがあります。
選択肢に文が4つ並んでいる問題、つまり空欄に入る適切な文がどれかを選ぶ問題です。
この文選択問題は難易度が高いことが多いです。
初級者の方は最初から解くのをあきらめて飛ばしてもよいでしょう。
中級者以上の方はぜひ解きたい問題ですが、この「文選択問題」は、「その長文を読み終わってから最後に解く」という方法がとてもおススメです。
「文選択問題」の誤答選択肢は長文全体を読んだ後に見てみると明らかにおかしいことが多いため、正解を選びやすいのです。
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