皆さん、こんにちは!
「英検準一級のライティング問題が苦手…」
と思う方は多いと思います。
確かに国際的な問題や教育観に関する題材が多く、それらについて日本語で考え主張するのも難しいのに、それを英文で表現するとなるとかなりレベルの高いことのように思います。
そうなんです、英検準一級で求められているのは「実際に使える英語力」なので、レベルが高くて当たり前。しかしもちろんそれは、しっかり対策を行えば十分対処することは可能です。難しいからこそやる価値があり、英語の力が成長するというものです。
ぜひ、鼻から諦めず、今回お伝えするライティングで役に立つ表現を活用していただき、少しでも苦手意識を軽減できたらなと考えております。それでは早速説明していきましょう。
英検準一級において役に立つ表現
英検準一級において役に立つ表現をお伝えしていきますが、もちろん私が実際に試験本番で使っていた表現ですし、汎用性のある表現だと思います。基本的にどのような題材が与えられても使える語句ですので、覚えておく価値はあると思います。
「英検準一級ライティング問題で使える!役に立つ表現」
レベル1
・There is[are]~、improve、to不定詞、接続詞、may、some、by~ing
レベル2
・It-to構文、tend to、関係代名詞、分詞、make+O+C
レベル3
・revitalize、boost、consequently、basically
ここに挙げさせてもらったのは、私が頻繁にライティングをする際に使った表現になります。
レベル1は比較的易しい表現で使いやすいものになり、レベル3にいくに従って難易度は上がりますが、あまりそこは気にしなくていいでしょう。
あくまで目安で設定させていただきました。
特に私は「必ず~だ。」「~な人は〇〇する。」といった「断定」の表現にならないように意識して書くようにしていました。「断定」にしてしまうと、採点者も「いや、絶対とは言い切れないでしょ」=「減点」と判断されてしまうからです。
ですので、some people~「一部の人たちは~」としたり、may「~かもしれない」、tend to~「~する傾向がある」、basically「基本的には」という語句を使い、やんわりとしたニュアンスになるよう心がけていました。また比較的使いやすい関係代名詞やto不定詞、分詞などを使用して、名詞に具体性を持たせたり、語数の微妙な調整もできるので積極的に活用していました。
また「良くなる」「改善する」といった単語はライティングで頻繁に使うので、いくつか覚えておくと助けになってくれると思います。improve、make+O+better などでもいいですし、少し難易度は上がりますが、revitalize、boost「活性化する」という単語も汎用性が高いので暗記しておくとよいでしょう。
英検準一級に役に立つ表現「It-to構文」とは
個人的にですが、中でも「It-to構文」は必ずライティング問題で使っていました。
これは語数も増やせるし、どのテーマがきても使いやすい表現なので使いこなせるようにしておきましょう。基本的には「It is形容詞 for 人 to動詞の原形」という基本型を持つので(for人は省略可能)、この表現だけで10語以上費やすことも可能です。
この表現に、I believe、I think、I hearという語句を付けるとさらに語数は増やせます。もちろんこの他にもご自分の使いやすい表現や語句があるかと思いますので、あくまで参考にご覧ください。試験本番でいきなり新たな表現を書くことはできませんので、練習の段階でしっかり表現を身につけておいてください。
いかがだったでしょうか。
今回は、英検準一級ライティング問題で使える表現を挙げてみました。
どれもそこまで難しい表現はなかったかと思います。少し練習すればミスすることなく使いこなせるものばかりですので、試験本番で積極的に活用できるようにしておきましょう。
また、この他にもご自分と相性の良い表現、パッと頭に浮かんでくる表現があると思いますので、練習の段階でそれらの表現を自分のものにしておきましょう。
もしすぐに添削してくれる方や先生が周りにいれば、間違いを恐れず自発的にライティングの成果を見てもらい、その精度を高めていきましょう。添削されればされるほどライティングの技術は向上しますので、頑張ってください。
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英検準1級合格のために、英語の勉強方法から試験当日までの勉強方法、さらには各パートの攻略方法と、全パートの練習問題付き! 英検1級合格15回以上、TOEIC990点のJun先生の合格ノウハウが詰まってます!
国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。
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