【心理学を応用して英語学習!】英語学習におけるモチベーションを維持する方法

【心理学を応用して英語学習!】英語学習におけるモチベーションを維持する方法

みなさんこんにちは!

みなさんはご自分のモチベーションについてどのように感じているでしょうか。

もしかしたら「私はモチベーションが長く保てない…」「すぐに飽きてしまう…」と感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、それは何も対策をしていなければ普通の現象です。そう感じる自分を悲観的に捉える必要はありません。

今回はそんな英語学習におけるモチベーション維持の方法について2つのコツを、心理学の見地を踏まえてわかりやすくご説明していきましょう。

人間の集中力は40分!?

一説によると人間は40分ほどしか集中力が続かないといわれています。

それもそのはず。

人間は朝起きてから寝るまで、意識的にしろ無意識的にしろ、多くの選択をしながら生きているのです。

「今日は何を着ていこう」、「今日のミーティングでは〇〇を話そう」、「〇〇に指示を出さなくては」、「今日の夕飯はどうしよう」など、様々な可能性を考え選択をして生きているのです。

そのため,活動中は人間の意志力(心理学的には「ウィルパワー」と呼びます)を常に消費しているといえるのです。

車でいうと、常にアクセルを踏んでいる状態です。

そんな中、時間を見つけていざ英語の勉強をしようとしても短時間で集中力は切れてしまいます。それだけ意志の力を使っていては当然のことですよね。

それでは、ちょっとしたコツでウィルパワーの消費を抑え、勉強に向け最大限集中力を発揮する方法をお伝えします。

 

英語学習におけるモチベーションを維持するコツ その1

まず、モチベーションを維持するちょっとしたコツの1つ目ですが(私も未だに実践しています)、

「教材(もしくは参考書など)は開いて机に置いておく」です。「

えっ、そんなこと?」と思った方もおられると思います。

はい、そんなことです。

これは、一見意味がなさそうですが、心理的に大いに効果があることです。

実は、人間の集中力、やる気というのは「本を開く」という行為一つとっても失われていくのです。もっというと、本棚に行き、本を選び、筆記用具を用意して、前回の続きのページを開き…といった勉強をするための一連の動きの中でも、どんどんウィルパワーは消費されていきます。

その結果、40分ほどもすると集中力は切れ、飽きてしまうのです。そういった現象を防ぎ、少しでも勉強時間を増やすために、教材を開いて机のそばにでも置いておいてください。もっというと筆記用具も出して置いておいてもいいかもしれません。

こうすることで、いざ勉強しようと思ったときにスッと勉強に没頭することができ、余計な集中力の浪費を防ぐことができるのです。

 

英語学習におけるモチベーションを維持するコツ その1

次にちょっとしたコツの2つ目ですが、

「簡単な作業から始める」です。

これは、私のような飽きっぽい人にはお勧めのコツかと思います。

今でもそうですが、英検(TOEIC)の勉強を始めようと思ったときに単純な作業からスタートするようにしています。例えば、「単語帳を開くこと」、「英検の過去問大問1から解く」、「いきなり解答・解説を読む」などが、それに当たります。

あまりエネルギーを使わなくてもできることから勉強を始めるということです。

そうすることで、勉強に対して余計なストレスを感じることなく英語の世界に馴染んでいき、気付いたらフロー状態(何かに没頭している状態)に入っています。

これは、スポーツでいう準備運動に似ていますね。

いきなりトップスピードで走ったり、ボールを巧みに操ったり、ミニゲームをすると身体がうまくついていけないと思います。それと同じで、勉強もまずは単純な学習から入り、リズムに乗ってきたら長文読解やライティングの学習に移行するようにすると、長時間モチベーションを維持することができるようになるでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

「えっ、そんなことでいいの?」と拍子抜けしてしまうかもしれませんが、実際にやってみるとその効果が実感できると思います。

少なくとも、私はこの2つのコツを活かして勉強を継続できています。

英検準一級に合格したのも、これら2つのコツを意識してきたからこそだと思っています。ぜひみなさんも今後の学習に取り入れてみてください。

これ以外にも心理学を応用したモチベーション維持の方法はたくさんありますので、また機会がありましたらお伝えしたいと思います。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。