Hello there,
皆さま こんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
先月に引き続き at について掘り下げていきます。できれば「at なら何とかなる」とスキップせずに最後まで目を通していただいて確実に”モノ”にしていただきたい、と考えております。ひとつひとつつぶしていけば、今後迷うこともなくなるはずです。
ポイント的な1点
先月も簡単にご案内しておりますが、at は狭い範囲や特定の1点を「集中的」に示す場合に使用されることがほとんどです。それだけでもイメージが変わってくるはずです。ただし、例えば in のように「~の中」であったり、under のように「~の下」など at には具体的な位置は含みません。そのポイントは at の直後にあります。
時間
言わずと知れた、時間や時間帯、または時間の範囲を表現するために必要な at です。
at 2 pm
at 7 in the morning
at night
at lunchtime
などがあります。
英文には主語と動詞、つまるところ S + V なるものから必ず始まりますが、この S や V が「○○時に~」という流れができあがります。主語がどんな時間に何をした/するのか、ということを補足説明してくれています。
-I heard a big noise, like someone slammed a door, at around midnight.
夜中に誰かがドアをバン!と閉めたような大きな音がした
(=24時ごろ、夜の12時ごろ~
インターネットの@
メルアドってもしかしてもう死語になりつつあるのでしょうか?
最近の若者(言い方が既に老媼風でございます。)、特に学生さんはメールってしないんですね。「メールアドレスはあるけど使ったことないんです」と言われます。生徒さんがSNSで作文などの”画像”を送ってきて「先生見て~」と言われても、どうやって添削して返してあげれば良いのやら。と悩みます。せめてメールで送ってほしいなぁ、と思います。
ところで、メールアドレスのアットマークは前置詞 at に由来します。
特定の1か所をポイント的に示してくれています。
カジュアルなメッセージやメールなどでは
-I will be @ ABC station @ 5.30 pm.
5時半に、ABC駅にいるね
このように、at をタイプするよりも楽なので、アットマークを使うこともありますよ。
年齢
-My name is Yoko. I am 5 years old.
こちらは誰しも一度は通ったことのある自己紹介表現です。年齢については years old が基本です。1歳になる前の赤ちゃんであれば
-My son is 10 months old.
などとすることも当たり前ですが可能です。生後3日であれば、3 days old となります。
では、恐らくある程度英語に触れる時間が長くなると、年齢に at を使用しているのを見聞することがあるのではないかと思います。こちらも時間などと同じでポイント的な1点を指してくれています。
例えば
at fifty-five
であれば、紛れもなく55歳という1点です。54歳でもなく56歳でもありません。
また、少々フォーマルな言い回しですと
at the age of + 数(年齢)
例: He wrote the novel at the age of 14 (years).
わずか14歳でこの小説を書いた
もしくは
at age + 数(年齢)
例: The man, who stole your bike, seemed to be the age 20 or older.
あなたの自転車を盗んだ男の人は、20代だと思います。
(=20歳もしくはそれ以上に見えた)
とすることもできます。
いかがでしたか?
これで、前置詞atを自信持って使えるようになってくださいね。
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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