勉強の秋になりましたね!
皆さんも楽しく英語を勉強しているでしょうか?
今回は、英語特有の表現そのものを楽しめる「食べ物」にまつわる単語とイディオムをご紹介したいと思います。
英語には「食べ物」の名前を含んだ言い回しがたくさんあり、日常の様々な場面で使われています。映画やドラマの中で耳にすることもありますよね。それでは早速、全く別の意味になる面白い表現を見ていきましょう!
「(the)apple of one’s eye」
目のリンゴなんてロマンチックですが、誰かにとって「とても大切な人・もの」を表します。恋愛的にも家族間の愛情表現にも使えますよ。
(例)My baby sister is the apple of my eye.
「私の歳の離れた妹は、目の中に入れても痛くないくらい可愛いんです。」
「bad apple/egg」
よく問題を起こすような、「周りに悪影響を与える人」の意味で使われます。
(例)Greg is such a bad apple. You shouldn’t hang around with him.
「グレッグはろくでもない人だから、付き合わない方が身のためだよ。」
「bananas」
バナナの複数形は、形容詞で「頭のおかしい」「馬鹿げた」というスラングになります。また「go bananas」で「気が狂う」「熱狂する」の意味になります。
(例)The audience went bananas when the band appeared on the stage.
「そのバンドが登場した時、観客が熱狂した。」
「butter up」
何かの狙いがあって「~のご機嫌を取る」という意味になります。
(例)Bethany always butters up her boss hoping for promotion. I’m fed up with it.
「べサニーは昇進したさにいつも上司にゴマをすっていて、うんざりだよ。」
「cheesy」
チーズっぽいではなく、台詞や恋愛もののストーリーなどが「陳腐な」「クサい」と言いたい時に使われます。
(例)Some people find Ed Sheeran’s『Perfect』cheesy but I love it.
「エド・シーランの『パーフェクト』がクサいって思う人もいるけど、私は大好きなんだよね。」
「cherry-pick」
「自分に都合のいいものだけを選ぶ」という意味です。ニュースなんかでもよく使われていますよ。
(例)Politicians often cherry-pick evidence to support their stance.
「政治家はよく、自分の立場を支える証拠だけを都合よく選んでいる。」
「couch potato」
「couch(ソファ)」の上でテレビばかり観ているような「怠け者」を意味する面白い表現です。
(例)My brother is a real couch potato and never wants to go out.
「私の兄/弟ったらテレビばっかり観て、全然外に出ようとしないの。」
「cry over spilt/spilled milk」
例えにミルクを使うとは欧米らしいですね。「済んでしまったことに嘆く」という意味の表現です。
(例)There’s no use crying over spilt milk.
「覆水盆に返らず。」
「cup of tea」
「自分の好みのもの」を表し、通常は否定形で使われます。
(例)Going to the ballet isn’t exactly my cup of tea.
「バレエを観に行くのは私の趣味じゃないな。」
「fishy」
形容詞として、話や人が「怪しい」「胡散臭い」という意味になります。
(例)To me, his investment offer sounded a little fishy.
「彼の投資話は私にはちょっと胡散臭かったな。」
「in a nutshell」
小さいナッツの殻に詰めて、「要するに」という可愛らしい表現です!アカデミックな文章でもよく見かけますよ。
(例)In a nutshell, I’m against the legalization of casinos.「
手短に言うと、私はカジノ合法化に反対です。」
「pie in the sky」
パイが空中に浮いている…?なんてことあり得ないですよね。このイディオムは「現実的ではない話」という意味で使われます。
(例)Richard is hoping to win the lottery but it’s just pie in the sky.
「リチャードは宝くじに当たりたいと思っているけれど、あり得ない話だよ。」
「quit cold turkey」
「turkey(七面鳥)」を用いた、喫煙や飲酒などの悪習慣を「きっぱりとやめる」という意味の表現です。
(例)My husband had been smoking over 10 years but he quit it cold turkey after marriage.
「私の夫は10年以上喫煙していたけれど、結婚してからきっぱりやめたの。」
「spill the beans」
口を滑らせて「秘密をばらす」の意味で使われます。
(例)I was planning to have a surprise party for Laura but Hannah spilled the beans!
「ローラにサプライズパーティーを計画していたのに、ハンナがうっかり話しちゃったの!」
いかがでしたでしょうか?
今回はほんの一部しかご紹介できなかったので、興味が湧いた方は是非調べてみてくださいね。
英語の表現の面白さを知って、ますます楽しく英語を身に付けましょう!
現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。
海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。
英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!
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