I mean、~って?ー私は意地悪な人?
皆さん、こんにちは。
フルーツフルイングリッシュのEriiです!
今回はネイティブがよく使う
I mean、~をご紹介します。
まずはI mean、~これはどういった意味なのでしょうか?
ネイティブが、I mean, can you believe her?のように、
文の前にI meanを入れて使っているのを聞いたことがありませんか?
アメリカ英語を勉強されている方は、meanと聞けば
形容詞「意地の悪い・たちの悪い」を思い浮かべるのでは
ないでしょうか?
でも、I mean、~は自分が意地が悪いことを
アピールしている訳ではありません!!
(そうだとしたらbe動詞が入り、I am meanとなりますよね!)
I meanの3つの役割
それでは、I mean、~の意味を見ていきましょう。
I mean~のmeanは「~を意味する」という意味から派生した
フレーズで、強調、訂正、補足に使われます。
①強調
I mean,~はその後に続く文章を強調したい時に使います。
例えば、次の文を見てみましょう。
Hear this. My roommate borrowed my watch without premission and broke it! I mean, can you believe her?
「聞いて。私のルームメイトが断りなく私の腕時計を借りて、その上壊したのよ。信じられないでしょ!?」
“can you believe her?”は
「彼女のしたことが信じられる?」は
修辞疑問文(rhetorical question)で、
実際に相手に「信じられるかどうか」を答えて欲しいのではなく、
自分の主張を強めるために疑問形になっています。
つまり、「信じられないわよね!」という意味になります。
修辞疑問文であることで既に「信じられない」ことが強調されますが、
I mean,~を加えることで更に強調されます。
腕時計を壊されてしまったことに相当怒っているのでしょう・・・
② 訂正
次は「訂正」のための使い方をご紹介します。
「訂正」として使う場合は、前の文を訂正します。
例)The nail clipper is in the left drawer. Oops, I mean the right!
「爪切りは左の引出に入っているよ。あ、ごめん、右だ!」
「爪切りは左の引出に入っている」と言った後に話し手は
間違っていることに気付いたのですね!
そのため、発言を訂正するために、
I mean the right!
と言っています。
(過去形I meantを使って、I meant the right.と言ってもOKです。)
I mean~を加えることで
その後に訂正がくるのだなと相手に伝えることができます。
このように前の文を訂正するために使用することもできます。
③補足
I mean,~は前の文を「補足」こともできます。
下の例文を見てみましょう。
The magic show was unbelievable! I mean, the magician pulled a knife out of this throat!
「マジックショーは凄かったよ!だって、マジシャンが喉からナイフを引っ張り出したんだよ!」
上の文ではなぜ「凄い」と思ったのかを2文目で補足しています。
I mean,~は「何が凄かったって(マジシャンが喉からナイフを引っ張り出したんだよ!)」
という意味の役割を果たしてくれています。
このようにI mean,~は3つの役割
強調、訂正、補足
を果たす前置きとして使うことができます。
ちなみに口語で主に使われ、
書き言葉ではあまり使われませんのでご注意ください。
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