フルーツフルイングリッシュ山本です。
日経新聞の日曜版に
「役員給与、アジア勢が上」という
記事が一面で載っていました。
簡単に要約すると、
企業が支払う給与・報酬を
国別にみると、役職が高くなるほど
海外(主にアジア)が日本を上回り、格差が
広がっているらしいのです。
例えば部長の給料。
日本では2000万円未満のところ、
中国やシンガポールでは
平均2300~2400万円。
取締役でいうと
日本はベトナムにも負けている
のだそうです。
私の子供のころの感覚ですが
アジアは発展途上で
貧乏な印象がありました。
物価も安く、貧乏旅行と言えば
お隣のアジア諸国でした。
一泊120円の激安ホテルに泊まって
長期間放浪していた学生時代を
思し出します。一泊120円ともなると
停電は当たり前、布団はどす黒く
湿っていて真っ黒でノミだらけ、
トイレの水も流れたり
流れなかったりという物件でした・・・
(あの頃は元気あったんやな・・・)
それから30年が経ち、アジア圏は
今や国際比較で日本よりも
エグゼクティブたちの報酬は
上になりました。
あなたも海外によくいかれるなら
気がつかれているかもしれませんが、
特にアジアや中東の主要都市に行くと、
東京がショボく見えてくることがあります。
ピカピカの街並みを
見るだけでも勢いを感じます。
20年前、、、今見ておかないと、
このアジアの風景はもう見れないと
誰かが言っていたことを
いまさらながらなるほど~と思います。
その時からもう成長と、それに伴う
開発が始まっていたのでしょうね。
当時の面影は影も形もありません。
記事によると、
日本人が海外に転職すると
年収が2千万~3千万になることも
多く、3倍に増えることもあり、
賃金を理由に転職を考える人は
増加傾向にあるとのことです。
人口減少で日本国内のマーケットは
縮小している中で、日本企業の
グローバル化はますます
加速しています。
上位人材ほど引く手あまたで、
その気さえあれば、どこにでも
選択肢はあるということなのかも
しれません。
これまで以上に、有能な方は
選択肢にも格差が出ている
ということなのかもしれません。
いずれにしても、昇進され
これらの選択肢を勝ち取るのも
ご本人の熱心さによるもの
なのでしょうね。
今や門戸は世界に広がっています。
海外企業に転職されるくらい
なので、英語は普段から使い込み
勉強されているような方だと思います。
私の子供が大人になるころ、、、
世界はどうなっているのでしょうか?
日本に留まる理由があるなら、それが
積極的なものであってほしいと
思います。
私ももっともっと広い世界に触れ、いろいろと
刺激を受けなければ!
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