残念ながら、努力の量と成果は比例しない?

昨日「べき乗則」という自然法則をご紹介しました。

私たちは努力をすればそれに応じた成果が得られると
思い込みがちですが、実はほんの少しのポイントを絞った努力が
成果の大多数を占めることがほとんどです。
逆の言い方をすると努力のほとんどは効果的ではないということです。

先日も「80対20の法則」の名前を出しましたが「パレートの法則」
という名前であればあなたも聞いたことがあるかしれません。
100年前の1897年にイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートが発見した法則は、
時を経て近年「カオス理論」でその性質が説明できる法則であることが
分りました。

【パレートの法則】
log N = log A + m log x
(Nは金額xより高い所得を得ている人の数、Aとmは定数)

難しい式ですが(式を覚える必要はありません)、
ある所得水準とその水準以上の所得がある人数の間に一定の関係があることを説明しています。どの国のどの時代をとっても、その関係が近似値的に成立します。
100年前の式が現在も有効なら、これからの未来でも成り立つことでしょう。

パレートが取り組んだのは狭い経済の分野でしたが、
今や、それがカバーしているものは人間の経済活動やインターネット、
自然現象まで、広範囲であることがわかっています。

カオス理論やパレートの法則が教えるところは、結局のところ
結果(成果)の80%は、原因(行動)の20%からもたらされるということ、
そして「少数が重要で、多数は重要ではない」ということです。

あなたも含め、日本人の英語学習において「少数」の決定的に重要な要素は何か?
というのが今回の記事のテーマです。

私たちが過去10年以上にわたり観測し続けてきた
日本人がもっとも良く間違えている「冠詞(a/the/無冠詞)」というテーマ。
日本人の英語をもっともぎこちなくしている「冠詞」。

文中での出現(利用)頻度と、平均的な日本人が最もよく間違えていることを考えた時、
この「冠詞」を改善することがあなたの英語力全体を大きく改善する
重要な要素であることは間違いがないようです。

英語でもっとも利用頻度が多い(2位のofより2倍多い)冠詞を
正しく使えることがあなたを含め日本人の英語をより改善
させるキーポイントです。

冠詞は使い間違えるととんでもない誤解を生じます。
だから当然ネイティブは間違えません。

英語がある程度できる方は、
ぜひ万遍なく英文法を学習するのではなく
「冠詞」に注目して英語学習を進めてみて下さい。
日本語にない概念だけに、重要性を理解されていない方も圧倒的に多いのですが
今回の記事でその重要性をぜひ理解してください。

出現頻度も全英単語100万単語の中で1位と6位を占めていますよ。

冠詞を多数のイラストでネイティブが学んできたように攻略できるテキストを
販売中です!これは私も読みましたが、目からうろこです!
もう間違えなくて済むと思うと、一人でも多くの日本人の方に読んでほしいと思っています。

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