こんにちはHiro です!
Hiroの記事は毎回4コマ漫画でアメリカでの大学院留学の様子などをお届けしています。
前回の記事はアメリカの大学院ではどのくらい課題が出るのかを書きました。
Hiroが勉強していたコロンビア大学では、1ヶ月でReading 1,000ページ・Writing 20,000語の課題が出て、必死に課題をこなすHiro の様子をお伝えしました。おかげさまで多くの方に刺激になったようで、今回も留学の様子を4コママンガでお届けいたします。
今回の記事は前回の続きです。1ヶ月でReading 1,000ページ・Writing 20,000語の課題が出るなら、朝から夜までずっとクラスがあるのでは?と思いますよね?でも実際は違うんです。
アメリカの一般的な大学院は週7日の間に4コマしか授業がない!
さて、今回もHiroは、アメリカの大学院の課題の多さに衝撃を受けたようですね。
アメリカに正規留学すると Full-time studentになる!
アメリカの大学では留学生は Full-time student と呼ばれます。
だいたい1つのクラスは3単位なのですが、1セメスターで12単位、つまり4クラス取ることが義務付けられます。
僕のいたコロンビア大学は基本的に月曜日〜木曜日しか授業がないのが普通で、金・土・日は授業がほとんど行われていません。
最初は「え?4つだけでいいの?金曜日大学休み?ニューヨークが僕を呼んでいる!!」と思ったのですが、大間違い。週に4つしか授業がないのに終日勉強していないと終わらない量なのです!たかが4つですよ!!笑
きちんと授業の準備をするためには平日は夜遅くまで図書館にこもり、土日も勉強。これがアメリカの大学のスタンダードなのです。
アメリカの大学院では5つ以上クラスを取ると友達から心配される?!
アメリカの大学は成績も非常に大事なので気が抜けません。僕の学部はCを3つ以上取ったら卒業できないというルールがありました。
課題もReadingとWriting課題を基本とし、Online Discussion やグループプレゼン、グループプロジェクトなど多岐に渡ります。
これだけFull-timeで勉強にコミットしなければならないからFull-time studentなのか・・と海外の大学に行くと気づくはずです。
このため、おもしろいのが、4クラスでもキツイと学生はみんな分かっているので5クラス取っている人がいると、
「お前大丈夫か?!正気か!?」
とみんなから本気で心配されます笑。「5つ取るのは考え直したほうがいいんじゃない」とアドバイスが来るレベルなのです。
留学したら、自動的に英語ができるようになるというイメージがあるかもしれませんが、これだけの課題を日常的にこなすので常に英語にさらされることとなり、英語が上達するのですね。
今振り返るといい思い出ですが、あの経験は1回で十分かなと思います笑。
履修登録で毎セメスター必ず使う英語
履修登録の時って友達が何のクラスを取るのか気になりませんか?仲のいい友達と同じクラスを取りたいのは日本でもアメリカでも一緒!
例えば、
A:「何のクラス取る?統計学のクラス出てたよね?」
B:「分かんない。統計学はやめるかもしれないかな。まだいろんな教授の最初の授業回ってるよ」
アメリカでも履修登録の週はこんな会話は頻出です!あなたならどう英語にしますか?
ちなみにこちらはコロンビア大学の20個以上ある図書館の1つです↑
履修登録に便利な drop と shop around の意味
先ほどの会話を英語にすると例えば以下のように表せます。
A: Which classes are you taking? You were in the Statistics class, right?
B: I don’t know. I might drop it. I’m still shopping around.
「〜のクラスの履修をやめる」は drop を使います。一度オンラインの履修登録画面で登録したクラスをやめる時は必ずと行っていいほど Drop the class のようなボタンがあります。
そして、気になるクラスはとりあえず最初出てみる、「ショッピングで何を買うのかを吟味するようににクラスを吟味して回ること」は shop around がよく聞く便利な表現です。
さて、今回もアメリカの大学院留学の様子をお届けしました。ちなみに今回の記事の1番トップの写真はニューヨーク市立図書館でした(Hiro撮影)!ニューヨークに行ったらぜひ1度は行きたいおすすめスポットです!
次回の記事もお楽しみに!
アメリカの最難関と言われるアイビーリーグの1つであるコロンビア大学大学院修士課程を修了し、Master of Arts in TESOLを取得したHiro先生。
ニューヨークマンハッタンでコロンビア大学付属語学学校のESLクラスでこれまで15カ国以上のノンネイティヴスピーカーに英語を指導。日本国内ではこれまで難関校を目指す中高生から通訳者・翻訳者まで幅広く教えており、英検・IELTSなど資格試験指導やNTTコミュニケーションズなどでTOEIC企業内講師の実績もあり。
英語に関することならほぼ全て教えた経験があるHiro先生は、大学院留学が初の海外滞在の純ジャパですが、国際英語発音協会認定の発音指導士®でもあり、英語発音テストEPTは100点(満点)。英検1級。IELTS Speakingは8.5点を取得しています。アメリカではTOEICやTOEFLを作成しているETS(Educational Testing Service)本社で問題作成者として勤務していました。
これまでバックパッカーとして世界を歩き渡り、世界1周している超グローバル志向な先生です。
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