Matt先生の英語のコラム 

冠詞の特徴を知って英語力アップ
こんにちは! I’m Matt.
今回は『英語の言い回し(言葉)は男女共通でしょうか?』というテーマです。
昔は女言葉、男言葉がはっきり分かれていたのに、最近はどうなんでしょうか?英語は日本語のような『〜なの』や『〜だわ』などのような明白な違いはありませんが、言葉の選び方によって「男らしい」、「女らしい」という印象を与えることができます。日本と同じく基本的にはビジネスの場ではあまり違いはないので、今回は日常会話の場合のみについて説明させて頂きたいと思います。女性がよく使う言い回し、男性がよく使う言い回しに興味があったら、ぜひ読んでみてください。
まずは以下の会話をご覧ください。
Coworker: Hey, I got you two a little something.
Person A: Wow, it’s cute. Thanks a lot.
Person B: How cute. Thank you so much.
Coworker: Don’t worry about it. Hey, do you two want to go see a movie?
Person B: I’d love to.
Person A: Sure.
Coworker: Sorry, no dudes.
さて、どちらが女性だったんでしょうか?Person A? Person B? Let’s find out. ↓
Coworker: Hey, I got you two a little something.
(やあ!二人とも。つまらないものですが。)
Person A: Wow, it’s cute. Thanks a lot.
(お、可愛いじゃん。サンキュー。)
Person B: How cute. Thank you so much.
(あら、可愛いね!ありがとうございます。)
Coworker: Don’t worry about it. Hey, do you two want to go see a movie?
(いいえ。それより、一緒に映画を見に行かない?)
Person B: I’d love to.
(いいわよ。)
Person A: Sure.
(いいよ。)
Coworker: Sorry, no dudes.
(お前に聞いてない。)
これでお分かりですね。Aが男性でした!
しかし具体的に何が違うんでしょうか?
①形容詞の使い方 ( リアクションするとき)
②返事の仕方 (相手の誘いに応じるとき)
①形容詞の使い方 ( リアクション)
『How〜(形容詞)!』を使った表現について話したいと思います。この表現はリアクションするときに使うことが多く、女性が多用します。この表現を使うことで日本語の女言葉の「なんて〜かしら」のようなニュアンスの言い回しになります。とても可愛い言い回しなので、逆に『How cute!』なんて男性から言われたら、ちょっと待てよ!となります。こういう言い方はすごく女々しいと思われているので、気をつけてください。また、もう一つの違いですが、女性が使っている形容詞の数は男性より遥かに多いです。
例えば、
男性の場合は
『可愛い』→ cute
女性の場合は
『可愛い』→ cute, precious, adorable, lovely, enchanting, etc.
さて、実際に『How〜(形容詞)!』を使った表現を使ってみましょう。
ー女性の場合
友達 : What do you think of the scenery?
女性 : How beautiful! I can’t believe my eyes.
ー男性の場合
友達 : What do you think of the scenery?
男性:It’s beautiful. Cool.
『How』を使うだけでこんなに印象が変わります。可愛い話し方で男を落としたかったら(!?)、この表現をお
すすめします。男らしい話し方をしたい場合はいつもの「SVO」でいいです。
②返事の仕方(相手の誘いに応じるとき)
返事の仕方は様々ありますが、男性がよく使う言い回しと女性がよく使う言い回すがあります。しかし何が違うんでしょうか?基本的には、男性は「sure」、「okay」、「alright」、女性は「I’d love to」を使っています。『love』を使うことで可愛い印象を与えることができます。
例えば,
☆女性の場合
友達 : Wanna go to the movies?
女性 : I would love to go.
男性:(This girl is really nice!)
★男性の場合
友達 :Wanna go to the movies?
男性:Okay.
女性 :(Well, I guess that’s a “yes…”)
こんな感じになります。
これからは、他人からどんな風に見られたいかを考慮しながら、①と②の表現を使ってみてください。
(この記事はバイリンガルネイティブ講師Matt先生直筆の日本語記事です。学校では感嘆文はhowを使う方法、whatを使う方法を教わるだけで、それがどのように伝わるかなんてまったく教わりませんでした。実際にネイティブにどのように聞こえているかを知ることは本当に大切だと感じる記事でしたね。)

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