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皆さまこんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
結果として~ → as…result
結果として~です
と表現する場合、英語中級以上の実力がある方であれば、一度は耳にしたことがある、または使ったことがあるであろう
as a result
基本的にas a result のみをおぼえておけばたいてい問題になることはありません。恐らくは as a result は良く使うけど、言われてみれば as the result も文法的にアリではないか?と思えるはずです。
i.e.
-The number of its employees decreased 30 per cent, which is to say, the survivors are around 220, as a result of the downsizing of each branch office.
(企業などの)人員削減を行った結果、社員の30パーセントが減少、つまり生き残りは220名程度となった。
(=30パーセントの人員削減を行い、リストラなどを逃れた職員は220名前後
-If the level of hemoglobin is low, the body tissues cannot get enough oxygen and as a result, you will feel weak and get tired very easily.
ヘモグロビンの値が低いと、体が酸素を十分に得られないため、その結果として(患者さんが)衰弱し、疲れやすくなったりします。
あえて少々難易度の高い文章としておりますが、ご覧のとおり、as a result の役割は明確です。
as the result は存在する?
答えは Yes です。
日本語で表現するのが少々難しいのですが
as a result : よって、~である
as the result : よって、~である他ない
感覚的には上記のような違いがあります。the があることで限定感が残りますので、ある意味「絶対にこれ以外ない」と述べているような印象となります。
only one
簡単に言えば
the only result
唯一の結果
ひとつの結果
となります。
例えばですが
-Parkinson’s disease, the disorder of the nervous system, was named as the result of an English surgeon’s name, James Parkinson.
その神経(系)障がいを、パーキンソン病と呼ぶようになった
(=報告者/研究者の名前を受けて→ 名付けられた
こちらはいかがでしょうか。
「それ以外ない」というイメージ
結果として Parkinson’s disease と呼ばれるようになった~
という唯一の結果を残しています。先ほどご案内したような「それ以外ない」というイメージがしっかり残っています。
また as the result の場合 just を組み合わせて
just as the result…
のように使用することもとても多いですので、こちらも併せておぼえてみてください。
あくまでも翻訳の観点から、ではありますが just はあえて訳さないことが多いです。訳してしまうと少々不自然な日本語として響くためです。
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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