英検の長文問題はジャンルも多岐にわたり、設問も巧妙に作成されていて、ちょっとした部分を読み間違えると正解が選べない作りになっています。
逆に言うと正しく読めていれば、正解以外の選択肢は全く的外れな内容になっています。
また、ゆっくり時間をかけると正解できるんだけど、、、
という方も少なくないため、今回は「正しく読むこと」かつ「速く読むこと」を目指して、日頃からどのようなトレーニングを積めばいいのかをまとめてみたいと思います。
まず、重要なのは速度はあとからついてきます。
なので、最初は速度より正確性を重視してください。
そのために必要なのは、多読というよりは精読です。
量として少なくても丁寧に隅々まで理解しながら読んでいくことが、正しく読めることにつながり、読むことに慣れ、速度が上がることになります。
では、精読として何を意識するのか、です。
・知らない単語を調べる
・1文ずつ声に出して日本語にする
この時重要なのは、綺麗な日本語にするのではなく、文構造が理解できているか、に注目します。
・文法、文構造を1文ずつ理解できているか確認する 曖昧なものがあれば辞書やネットで調べる。
・代名詞;it, theyなどが何を指しているか全てにおいて確認する
直前の名詞の場合や、文全体を指している場合、または、仮主語の場合もあります。
・関係代名詞の先行詞は何かを出現箇所全てにおいて確認する
・theがあれば、なぜ、ここはaではなくtheなのか前後関係から考える
・パラグラフごとにサマライズする
・文章全体のストーリー展開を声に出して(誰かに説明するように)確認する
以上、ここまでできれば次の文章へ進みましょう。
長くない文章でも数時間かかることかと思います。
この丁寧な作業がのちの「楽さ」につながります。
丁寧に読んでいくと、注意する箇所が明確に見えるようになります。
これが速度を上げて読んだ時にも正確に読む指標になってくれます。
長文が苦手でどうしても正解できる問題が少ない、という場合は試してみてください!
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