みなさん、こんにちは!
普段の会話からTOEICなどの試験でも対策必須の英語イディオム表現ですが、どこから手を付けたら良いか分からず困ってしまっているという方も多いでしょう。
多い時には会話の半分以上を占めるとも言われるため、頻出表現から順に効率よく学びを進めていくのがコツです。
そんな使える英語イディオムをシリーズでご紹介しています。
※前回のシリーズ記事「【使える英語イディオム】【使える英語イディオム】「put」の便利なイディオム表現4選!」を見逃した方は是非こちらもどうぞ!
今回の記事では、英語イディオム表現の中でもかなりの頻出度が高い「take off」の使い方を4つ詳しく解説していきます。
「自分の英語での表現力UPのためにも、少しずつイディオム表現の学びを進めていきたい」そんな方はぜひチェックしてみてくださいね。
英語イディオム「take off」の意味① 離陸する
英語イディオム表現take offの一つ目としてご紹介するのは、「離陸する」「飛び立つ」の意味です。
この表現は、皆さんにとって一番馴染みのある意味と言えるでしょう。飛行機や、宇宙船、鳥などが空を飛ぶものが離陸、飛び立つときに使える表現です。
当表現内の副詞offには、「接点が失われて、分離して」という意味があります。例えば、飛行機と陸との接点が失われる、分離すると考えるとニュアンスが分かりやすいですよね。
例文を見てみましょう。
「What time does your flight to Tokyo take off?」「東京行きの君のフライトは何時に出発するの?」
「His flight just took off. 」「彼の飛行機がちょうど出発しました」
特に海外旅行・出張の際には覚えておくと便利なイディオムなのでぜひ頭に入れておきましょう。
英語イディオム「take off」の意味② うまくいく
次にご紹介するのは、英語イディオム表現take offの二つ目の意味「うまくいく」「成功する」です。
この意味も先述の副詞offの意味を加味すると、何かが上手くいかない状態から一度浮上して、その状態から離れる、つまり何かがうまくいくというニュアンスに繋がることが分かります。特にビジネスなどで使われる表現で、売り上げが伸びている、業績が上がるなど、という時に使用します。
「Her business never took off.」「彼女の事業はうまくいくことはありませんでした」
「It took a while for the project to take off.」「そのプロジェクトが上手くいくのにはしばらく時間がかかりました」
この意味での使用は、特にビジネスシーンでの会話に重宝しそうですよね。何からの事業やプロジェクト、業務の進捗具合について相手に伝えたい際に上手く活用してみてください。
英語イディオム「take off」の意味③ 衣服などを脱ぐ
英語イディオム表現take offには「衣服などを脱ぐ」という意味もあります。
この意味での使用も、今まで海外ドラマや映画内で一度は耳にしたことがあるという方がほとんどでしょう。
同じく先述の副詞offの意味からニュアンスを考えると、靴や衣服が体との接点を一度失うと捉えることができ、分かりやすいですね。
具体的な例文を挙げると、
「You can take your shoes off here.」「こちらで靴をお脱ぎ頂けます」
「Can I take my jacket off? It’s a bit hot here. 」「ジャケットを脱いでも良いかな?ここはちょっと暑いので」などの表現が可能となります。
この意味での使用は、特に友人や家族間など親しい間柄での会話に重宝しそうです。
英語イディオム「take off」の意味④ 休みをとる
最後にご紹介するのは、英語イディオム表現take offの意味「(仕事などの)休みをとる」です。
こちらは、普段は会社の勤務時間と接している自分の時間が、仕事を休んで休暇を取ることでその時間を割く、とるというニュアンスで覚えるといいでしょう。
こちらも例文をみてみましょう。
「Can I take some time off in this summer?」「この夏に休暇を取っていいかな?」
「I’ll take a day off tomorrow.」「明日は1日仕事を休みます」
上記のように、こちらアメリカ現地でもtake time off、take a day offの形でよく使います。
いかがでしたか?
今回ご紹介した、英語イディオムtake offは、会話でもよく出てくる便利な表現です。
ぜひ色んな場面で活用してみてくださいね。

日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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