Hello there!
皆さまこんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
ありそうでつい使ってしまっているけれど、実は間違っている英文構成って実はよくあるんです。そんな表現をシリーズでお届けしています。
※前回の記事「【ずっと正しいと思ってた!】ありそうでない構成#4-この英文構成、ネイティブは絶対に使いません!happen&occur ①」を見逃した方はこちらからどうぞ!
それでは、早速ですが…
こちらの「早速ですが…」もそうなのですが
日本語でよく使われるクッション言葉
クッション言葉をお使いになること、頻繁とまではいかなくても、時折あるのではないでしょうか?
申し訳ありませんが~
お忙しいとは思いますが~
お手数をおかけしますが~
このように
○○ですが~
のような言い回しが主流です。
I am sorry but…
こちらは言わずと知れた王道表現です。
英語ですので、正しいのかどうか気になるところですが、実際は気兼ねなく使える定型的な表現です。。
I am sorry, but 主語 + 動詞
こちらが基本となりますので
-I am sorry, but I won’t be able to make it tomorrow.
申し訳ありませんが、明日は都合がつきません。
-We are sorry, but we do not accept any credit cards.
申し訳ありませんが、クレジットカードはご利用いただけません。
(=クレジットカードでの支払いを受け付けていない。
このような使い方が可能です。
ではこちらはいかがでしょうか?
I am afraid but…?
ネイティブが使わない構成
実はこちらが今回のテーマでもあるネイティブが使わない構成なんです。
例えば
✖I’m afraid sir, but smoking is not allowed here.
お客さま、恐れ入りますが、こちらは(ここは)禁煙です。
✖We’re afraid, but her condition is not very good and she needs to be hospitalized.
(残念ですが)状態があまり良くないようなので、入院が必要です。
(=病状などが深刻である、など~
このような場合、恐らくは「間違っている文章とは思えない」「十分に理解できるし自然な文章」とお考えになる方が多いと思うのですが、実はこちらの but がとても不自然なんです。
こちらはありがちなミスですし、but としても伝わりますので、極端に心配する必要はありませんが、afraid の場合は but を置くことは基本的にはない、ということを覚えておいてください。
どうしても、日本語では
すみません”が”~
恐れ入ります”が”~
としますので、but としたくなるのですが、その場合は
I’m sorry but…
とすると自然です。
自然な英語表現の構成を覚えよう!
構成は
主語 + be 動詞 + afraid + (that) + 主語 + 動詞
が基本となりますので、こちらもこのままおぼえてみてください。
that については省いても問題ありません。
例)
-I am afraid (that) you are calling the wrong number.
恐らく間違い電話ですよ。
(=誤った相手に電話をかけているようですよ。
-We are afraid that we are unable to dispatch your order within 7 days due to the high volumes.
申し訳ありませんが、ご注文の商品を1週間以内に発送することができません。
(=注文数がとても多く、すぐに発送できないません
いかがでしたか?
うっかり間違えて使ってしまいそうなこの表現、気をつけてくださいね。
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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