皆さんこんにちは、インストラクターのMikaです。
日本語を英語に訳して文章にする際、日本語を直訳したために実は英語表現としては相手に失礼に当たるような表現があります。
実は、それに気がつかずに使っている日本人はとても多いのです!
翻訳機能などを使って訳すとその通りに出てしまうというのも問題の一つかと思います。
今回は皆さんにそんな「日本語の直訳過ぎる」、「直接的過ぎ、ダイレクトすぎて失礼に当たる」というような、よく見かける英語表現を紹介したいと思います。
こんな直訳に気をつけよう!①
・Can you speak Japanese?
直訳すると「英語話せる?」となりますが、これは失礼な表現になります。
それは、canは脳力を表す表現になるので、あなたに日本語を話す能力あるの?ということを聞いていることになります。
「~を話せる?」と聞く場合はdoを使って、
Do you speak + 言語?
と聞いた方がいいです。
こんな直訳に気をつけよう!②
・Why did you come to Japan?
これも直訳すると「日本になんで来たの?」となりますが、直接的すぎる表現になるので「なんでいるの?」というニュアンスになります。
なので、聞いた方は、「え?日本にいたらダメなの?」”Am I not allowed to be in Japan?”と捉える可能性があります。
日本に来た理由を聞きたい場合は、
*What brought you here?
*What bring you to + 国名・都市名?
と表した方がいいです。
こんな直訳に気をつけよう!③
・What do you want?
これも直訳すると「何が欲しい?」となりますが、「何が欲しいんだ?」「なにか用か?」というようなニュアンスになります。
言い方によってはすごく親しい友人や家族などには使うことができます。
接客をしていてお客に注文を聞くには乱暴な表現になります。なので、注文を取るときは、
*What can I get for you?
*What can I get you?
*What can I get for you today?
*Are you ready to order?
*What would you like?
*What would you like to order?
などと表すと良いです。
いかがでしたか?
英語を直訳すると日本語で言いたい言葉になりますが、言葉が直接的すぎて相手に不快な思いをさせることがあります。
今回ご紹介した言い換え表現を是非覚えておいてくださいね。
フルーツフルイングリッシュでは、海外経験の多い講師や日本語が堪能なネイティブ講師がたくさんいるので、表現のニュアンスの違いに迷ったら是非お試しください!
幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。
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