みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
おさらい
英語では、まず「主語+動詞」を探すこと。
一見主語がわかりにくい場合も、主語の位置は文の最初の方にあることが多いことを頼りに、「主語+動詞」を見つけること、という話をしました。
※前回の記事「【3分で役立つ医療英語!】コロナ後遺症について②」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
「主語+動詞」探し
下記は、Medical News Todayというサイトに載っていた記事のタイトルです。
この文の主語はどれでしょう。
Napping longer than 30 minutes linked to higher risk of obesity and high blood pressure
もしわかりにくい場合は、先に動詞を探してみてください。
動詞がわかれば、主語はその前にあることが多いですよ。
動詞は”linked”です。
linkは動詞では「関連づける」という意味になります。
ここでは“linked to 《be ~》”~という形で使われていますので、「~と関連がある」という意味になります。
その前は、“Napping longer than 30 minutes”とあり、この部分が主語です。
ここでは”napping” 「昼寝」「うたたね」という名詞が中心の語であり、“longer than 30 minutes”「30分より長い」が”napping”を修飾しています。
つまり「30分以上の昼寝(うたたね)」という名詞句が、この文の主語ということです。
“Napping longer than 30 minutes”が何に「関連がある」のかというと、
先にある“higher risk”「(より高い)恐れ」に関連がある、となり、
どんな恐れかというと、ofの先にある“obesity and high blood pressure”の恐れということになります。
文中に“and”が出てきたときは、“and”が何と何を結んでいるのかにも注意してくださいね。
「語と語」をつないているのか、「文と文」をつないているのか、どちらなのかを正しく見抜くこと。
ここを間違えると、全体の意味を取り違えてしまうことになります。
ここでは“obesity”「肥満」と“high blood pressure”「高血圧」という二つの名詞をつないでいますので、これら二つの“risk”があるということです。
骨になる「主語+動詞」
読み進めると下記の文が出てきました。
一文の中に「主語」と「動詞」らしい組み合わせが複数でてきますので、一番中心になる「主語+動詞」を見抜く必要があります。
さて、どれでしょう?
Experts say longer naps may be a factor in these conditions because they can cause disruptions in nighttime eating habits as well as sleep patterns.
今日のポイント
一文の中に複数の「主語+動詞」があれば、一番中心になる「主語+動詞」を見抜きましょう。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする