Hello from Canada!
Fruitful English講師のYukoです。
前回のブログでは、
https://www.fruitfulenglish.com/blog/yuko_43/
I want you to email the draft by tomorrow.
と
I want to have a cup of coffee.
が上から目線にならないように、
I would like you to email the draft by tomorrow.
Could you email the draft by tomorrow?
May I ask you to email the draft by tomorrow?
I would like to have a cup of coffee.
Could I/May I have a cup of coffee?
と言い換えるといいですよ、という話をしました。
今回は、最後の例文についてです。
if you want の代わりは?
さて、最後の英文
You can come to the party, if you want.
はどうしましょうか?
カジュアルな間柄だったら if you want でも気にならないと思いますが、
ドキドキの留学生活が始まってしばらく、まだそんなに親しくないクラスメートから
「来たかったら、パーティに来ていいよ」
と言われたら、「歓迎されていないんだ」と涙目になってしまうかもしれません。
if you likeの表現で
個人的に私は、if you like =「もしよろしければ」のほうが丁寧だと思います。
例えば、
機内でコーヒーをこぼしたお客様にCAさんが
Please use this towel, if you like.
「よろしければ、このタオルをお使いください。」
と言うだろうな、と想像できますが、
Please use this towel, if you want.
「使いたかったら、このタオルをお使いください。」
とは言わないと思います。
言い方にも気をつけましょう
あとは、言い方です!
A: Do you want me to take the garbage out?=「ゴミ出ししてほしい?」
B: If you want. / If you like. =「したければね。」
という会話。
If you want./ If you like. も意味は同じです。
ところが、言い方で相手の受け止め方もかわります。
「いいの?助かるわ。」という感じで言われれば、want でも like でも大丈夫。
しかし、「ゴミ出しぐらいいちいち聞かずに黙ってやってよ」とイラっとした風に言うと、
相手もカチンとくるかもしれません。
You can come to the party, if you want. もニコニコ笑顔で、
「良かったら来て!」という感じで言われたら、上から目線ではありません。
ちょっとした言葉の選択や言い方でより気持ちよくコミュニケーションできますね!
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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