みなさん、こんにちは
〜はじめに〜
英語学習中級者の皆さんにお勧めしたい勉強法は、生の英語に触れる、英語記事を読むこと。
英語記事を読むことは、英語の表現を学習できるだけではなく、内容を自身の英語学習に活かすことができますので、ぜひ活用してほしい勉強法です。
そんな勉強を始めたい方へ、シリーズで英語記事をご紹介しています。
前回までの特集では、「子供と大人、どちらが優れた英語学習者なのでしょうか。」という英語記事を全3回にてご紹介しました。
見逃した方はこちらからどうぞ!
「【英語学習のコツ!中級者向け】英語記事を読もう!④」子供と大人、どちらが優れた英語後学者なのでしょうかPart1
「【英語学習のコツ!中級者向け】英語記事を読もう!⑤」子供と大人、どちらが優れた英語学習者なのでしょうかPart2
「【英語学習のコツ!中級者向け】英語記事を読もう!⑥」子供と大人、どちらが優れた英語学習者なのでしょうかPart3
今回は、女性の生活様式の変化に関する記事です。
早速英語記事を読んでいきましょう!
(引用元)https://www.theguardian.com/commentisfree/2022/dec/15/couples-living-apart-together-post-pandemic Dec 15 2022
英語学習素材として重要(自分の英語に取り込みたい表現)な箇所を太字にしています。
Why are so many women living in separate homes from their partners and kids? Because it’s a win-win situation.
なぜ多くの女性がパートナーや子供と別宅で暮らしているのか?なぜなら、それがウィンウィンの関係だからです。
For many women, the pandemic deepened the gendered division of labour and they simply had enough. For those who could afford it, they found a room of their own.
多くの女性にとって、パンデミックは性別による労働の分担をさらに深めるものであり、彼女たちはもう十分だと思いました。余裕のある人は、自分の部屋を見つけた。
The model coupling – the dream, if you will – was always Helena Bonham Carter and Tim Burton, or Annie Leibovitz and Susan Sontag: maintaining a marriage, de facto or real, across two separate households, so that you got all the benefits with none of the gross bits. You could keep the magic alive, extend the honeymoon period indefinitely and, by protecting your space and rationing your time together, create a scenario in which you were actually happy to see each other. Trends originating with celebrities tend to be fake, meaningless or massaged, but the appeal of this model has lingered on. Overlooking the small matter of money, what, exactly, is there not to like?
ヘレナ・ボナム・カーターとティム・バートン、あるいはアニー・リーボヴィッツとスーザン・ソンタグのようなカップルがモデルであり、夢でした。事実上あるいは実質上の結婚を、二つの別々の家庭にまたがって維持することで、すべての利益を得ながら、醜い部分は一切ない、というものだ。ハネムーン期間を延長し、自分のスペースを守り、一緒にいる時間を制限することで、お互いに会うのが楽しくなるようなシナリオを作ることができるのです。セレブリティに端を発したトレンドは、フェイクであったり、無意味であったり、大衆化される傾向にあるが、このモデルの魅力は長く続いている。お金という小さな問題を抜きにして、何が気に入らないのだろう?
Or rather, what is there not to like for the women in any given couple? In the New York Times this week – sound the klaxon – a new trends piece drops on the growing numbers of women in the US who, post-pandemic, are opting to sustain the separate household model of marriage, established during lockdown by some families to reduce Covid transmissions, and proving so preferable to the norm, apparently, that they’re in no hurry to reunite with their husbands.
というより、どのカップルの女性にとっても、好ましくないことがあるのだろうか。今週のニューヨーク・タイムズ紙には、「警鐘を鳴らせ」というタイトルで、米国でパンデミック後、別居型の結婚を選ぶ女性の数が増えているという記事が掲載されている。このモデルは、コロナの感染を減らすために一部の家庭で自粛中に確立され、標準よりも望ましいことが証明されているので、夫との再会を急ぐことはないらしい。
The trend appears a likely result both of everyone being home for the past two-plus years and driving each other insane, and the fact that after lockdown ended, studies showed that men swiftly dropped the childcare and domestic work some had adopted during that period. Judging by case studies in the article, for some women, quarantining in a quiet, separate residence while their husbands shouldered the caretaking at home, struck them at the level of a revelation. For others, the fact that even a global pandemic did little to undermine – or in some cases, actively deepened – the division of labour at home along traditional gender lines had a straw-that-broke-it effect.
この傾向は、この2年余りの間、皆が家にいてお互いにイライラしていたことと、自粛が終わった後、その間に男性がしていた育児や家事をすぐにやめてしまったという研究結果の両方が原因であるように思われる。記事中の事例から判断すると、夫が家庭での世話をする一方で、静かな別宅に隔離されたことが、ある女性にとっては神の啓示のように感じられたようだ。また、世界的な大流行であっても、伝統的な性別による家庭での役割分担がほとんど損なわれることはなく、場合によっては積極的に深化しているという事実が、ある女性にとっては「ピンと張った糸が切れた」ような効果をもたらしたのである。
(解説) a straw break the camel「一本の藁がラクダを潰す」という熟語の応用が使われています。ギリギリで生活していた女性に、コロナが最後の一押しとなった、という意味で使われています。
〜まとめ〜
いかがでしたでしょうか。
コロナは少しずつ終息に向かっているようですが、生活様式を大きく変えました。
今回の記事では、既存の「家族」という集団に疑問符をつけるトレンドのお話でした。
英語だけでなく、コロナ後の生活の気づきになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。
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