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インストラクターの H.Yoko です。
前回「気をつけてね!」を 自然に表現しよう! #1 “Be careful.” にて、be careful はどのような場面で使用するべきかご紹介しました。
今回は、その他の「気をつけて(ね)」をご紹介します。日本語では何気なく日常的に使いますが、英語ではどうすれば良いのでしょうか?
「気をつけて(ね)」の英語表現、直訳はしない方がベター
「気をつけてね」に当たる英語を日本語に訳すと、何となくしっくりとせず、違和感を覚えてしまった場合、どうしても直訳に頼りたくなりますが
訳すと不自然 ≠ 自然な英語
です。
日本語の訳が不自然だからと言って、英語でも不自然、ということはありませんので、自信を持って使ってみてください。
「気をつけて(ね)」の英語表現、safe は万能選手
英語の場合、危険が迫っている場合を除き、外出する相手に対して「気をつけてね」と表現する場合は、たいていは safe を用いることで事が足ります。
safe は形容詞ですので、かならず形容詞として名詞を修飾するように表現します。
① Have a safe + 名詞
厳密には
You have a safe + 名詞
のように、主語としての You などが隠れていますので、一見命令文のように見えますが、本来は
I hope you have a safe + 名詞
を省略したものと言われています。
i.e.
-Have a safe trip!
良い旅行を
(=気をつけて行ってきてね
-Have a safe flight.
(飛行機に乗る人に対して)気をつけてね
その他、journey などを使用することもできます。
更には
-Have a safe holiday!
-Have a safe vacation!
-Have a safe weekend!
など、お休みや休暇を名詞として使用することもできます。具体的に Christmas や New Year、また Birthday などとすることもできます。簡単に言えば「安全に過ごしてね」ということになります。
② Be safe!
カジュアルな言い回しではありますが、こちらも使えますよ。
-I hope you will be safe!
を略したものです。
i.e.
-Are you leaving Japan tomorrow? Enjoy and be safe!
明日出発?気をつけて楽しんできてね!
③ 動詞 + safe
例えば
-Drive safe!
と言われれば「気をつけてね」は「気をつけて」でも、交通手段が車であることは明確です。本来、drive という動詞を修飾できるのは副詞のみですので、正しくは
-Drive safely.
安全に→ 運転して
としなければならないのですが、口語では safely はあまり使用されません。ただし、使用しても全く問題ありませんし、誤りとみなされることはありませんが、safe ばかり使っている方であれば「聞き慣れない」と感じる可能性はあります。いずれにせよ、safe を副詞っぽく使っているだけですので、カジュアルな表現のひとつとしておぼえてみてください。
その他
-Go home safe.
気をつけて(帰って)ね
-Go to work safe.
気をつけて(仕事に行って)ね
など、具体的な場所を示すこともできます。
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7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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