Hello from Canada!
Fruitful English講師のYukoです。
脳内 double check が必要な疑問文
ある種の疑問文で聞かれたら、
一瞬返事を脳内でdouble checkすることがありませんか?
否定疑問文と Do you mind~? です。
どちらも日本語と返事が逆になるんですよね。
否定疑問文
“Are you not coming to the party?”
「あなたはパーティに来ないの?」
という否定疑問文に返事をしてみましょう。
「来ない」という返事ですと、
日本語では
「はい、行きません。」
になりますが、
英語では、
“No, I am not coming.”
と言わなくてはなりません。
日本語風に
“Yes, I am not coming.”
と言ってしまうと、相手は、
「え?来るの?来ないの?」
と混乱してしまいます。
「パーティに行くよ。」でしたら、
“Yes, I am coming.”
という返事になります。
Do you mind~?
もう一つ日本語と逆の返事になる疑問文があります。
Do you mind~?で始まる疑問文です。
例えば、
“Do you mind cleaning this up?”
「これをきれいにしてくれますか?」
「いいですよ。」というつもりで、
つい “Yes” といいたくなってしませんか?
「いいですよ。=きれいにすることを厭わない。」
という返事なら、
“No, I don’t (mind cleaning this up). “
といわなければなりません!
“Yes”ですと、それに続くのが、
“Yes, I mind cleaning this up.”
「はい、これを掃除するのは嫌です。」
になってします。
先日、ちょっとしたゲームセンターのようなところに
息子と友人数名を連れて行きました。
みんなで使う用に、ゲーム機で使う token に両替していたとき、
男の子が
“Do you mind giving me some tokens?”
「何枚かくれない?」
と聞いてきたんです。
思わず、
“No, I don’t mind.”
「いいよ。」
と言ったのですが、振り返ってその子を見てみると、
まったく知らない子(笑)。
あわてて、
“Yes, I DO mind! I do not know you!”
「いやよ!あなたのこと知らないじゃない!」
と笑ってしまいました。
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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