こんにちは。Soheiです。
今回は、TOEICテストの傾向について書いていきます。
どんなテストにも傾向というのはあります。
とはいえ、傾向と一口に言ってもいくつかの種類がありますね。
例えば「TOEICでは品詞問題が出やすい」「接続詞が問われやすい」「長文では単語や表現の言い換えが問われやすい」などの問題自体に関する傾向がひとつ。
「TOEICに出題される会話はオフィスでのものが多い」「ラジオのローカルニュース的なものが出る」などの内容に関する傾向もあります。
分類の仕方次第ですが、傾向にはいくつか種類があるわけです。
さて今回は、内容に関する傾向についてです。
出題される内容の傾向をある程度知っておくことは、スコアアップのためにとても重要です。
なぜ傾向の把握が重要なのでしょうか。
少し具体的に考えてみましょう。
まず、TOEICで出題されるリスニングには以下の2つの傾向があります。
「恋人同士の会話は出ない」
「同僚同士の会話はよく出る」
この傾向を知った上で受験する人と、知らずに受験する場合とではどちらの方がリスニングの負荷が少ないでしょうか。
もちろん、この傾向を知っている人の方が、負荷は軽くなりますよね。
例えば少し長めの2人の会話(TOEICではリスニングセクションのPART3にあたります)を聞いていて、途中でrestaurant、date、promiseという3単語が聞こえた場合、「恋人同士の会話は出ない」という傾向を知らない人はもしかしたら「恋人同士がデートの約束をしていて、レストランに行こうとしている」なんて想像してしまうかもしれません。でも傾向を知っている人であればそんな変な想像をすることはありません。仮にdateに「日付」という意味があると知らなくても、「デートの話ではなかろう」という判断ができます。
傾向を知っていることと知らないことの差は大きいのです。
長文でも同じですね。芸能人のゴシップ記事はTOEICに出ませんが、会社の合併の記事はよく出ます。
最初から傾向を知っていれば、テスト中に変なことでつまずくことがなくなるわけです。
TOEICの学習で問題演習をするときにも、ただ問題を解いて答え合わせをするだけでなく、少し大きな視野を持って「なるほど、こういう話題は出やすいんだな」などと意識しておくといいですよ。
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英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。
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