みなさんはTOEIC受験までにどのようなスケジュールを立てていますか?
直近の試験日程にとりあえず申し込みをしている、という方もいらっしゃるかもしれませんが、計画的に学習スケジュールを立てて受験をした方が目標スコア取得まで近道かもしれません。
今回は、受験まで必要な勉強期間やスケジュールを立てる際のポイントについてご紹介します!
TOEICは毎月1回受験することができる
TOEICを運営しているIIBCの公式ホームページを参照すると、TOEICが開催されるのは毎月1回、主に日曜日に行われています。
同日に午前実施の回と午後実施の回がありますが、連続して受験することはできません。
午前か午後いずれかの回に申し込みができます。
(受験地によっては毎月実施されない場合もありますので、必ずご自身の希望受験地のスケジュールをご確認ください。)
このくらい多い頻度で試験が実施されていると、
『まだ自信がないから、やっぱり次回にしよう』
と、受験日程をずるずる後ろ倒しにしてしまうことも出来てしまいます。
でも、受験する日を決めて予定に入れ込んでしまいましょう!期限をしっかり決めて勉強した方が、効率的に進みそうですよね。
受験まで何カ月勉強するのがベスト?
TOEIC受験までの勉強期間は、現在の英語力と目標スコアによって個人で異なるとは思いますが、一般的には
『スコアを100点上げるためには300時間の学習が必要』
と言われています。
毎日しっかり3時間勉強時間を確保しても、3ヵ月以上かかるのですね。
先述した通り必要な学習期間には個人差がありますが、1ヵ月程度で大きくスコアを上げるのはかなり難易度が高いことが分かります。
学習開始!まずは、弱点の洗い出し
TOEICの公式問題集には、模擬試験がついています。
まずは、試験本番と同様に2時間(リスニング45分、リーディング75分)で解いてみましょう。
今現在のだいたいのスコアが把握できると思います。ここで弱点となっているパートを洗い出しておきましょう。
TOEICを過去に受験したことがある方であれば、スコアシート(通称:アビメ)を参照して苦手なパートを把握するのもいいですね。
学習スケジュールは欲張りすぎず
今現在の自分のスコア位置が分かったら、弱点を補うためのスケジュールを立てていきましょう。
ここで大事なポイントは、『欲張りすぎない』ことです。
絶対に目標スコアを達成するぞ!!と、モチベーションが最高潮の状態をいつまでも保つことは難しいです。
実際に毎日仕事や家事がある訳ですから、計画通りに勉強が進まない日も当然でてきます。自分を追い込みすぎてしまうと、勉強が嫌になってしまうことも。
一週間の勉強スケジュールを立てるときは、必ずどこか1日を予備日として設定しておくと、微調整ができるのでおすすめです。
ハビットトラッカーとして、カレンダーや手帳に勉強した日に印をつけていく方法も効果的です。
毎日の努力が可視化できると積み重ねが実感でき、モチベーションキープに大いに役立ちます。
目標スコアを取得する目的をハッキリさせておく
TOEICに限らずですが、英語学習は長期戦です。
とりあえず目標スコアを手に入れられたらそれでいい、という場合は短期集中型として、その期間だけ自分に圧倒的な負荷をかけることで目標達成できるかもしれません。
ただ、目標スコアをクリアしたら燃え尽きてしまい反動で英語が嫌いになってしまった、せっかく覚えた内容を全て忘れてしまったでは、何だかもったいないと思いませんか?
TOEICは反復継続して学習を続けていけば、きちんとスコアは伸びてきます。
そのためにも、「目標スコアを取得したその先」まで、しっかりとイメージしておきましょう。
一度の受験で目標スコアに届かなかった場合も、スコアの先にある「目的」がはっきりしていれば、次回に向けてエンジンを切らすことなく努力していけますよね。
まとめ
今回は、TOEIC受験に向けたスケジュールの立て方と、その際に心がけておきたいポイントをご紹介しました。
次回は、TOEIC3ヵ月前の学習方法について書いていきます!
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海外留学、海外生活無しの純ジャパニーズ。英語が好き!外国文化に興味がある!という一心で英語学習を続けています。
国際線客室乗務員と外資系企業での役員秘書を通して感じたアレコレも執筆予定。TOEIC910点。着物が大好き。
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