みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
前回は「リーディングが速くなると、リスニングやスピーキングも早く出来るようになります。」ということと、
「そのためには日本語を介さず理解することが大事です。」という話をしました。前回の記事はこちらからどうぞ!
それには「イメージング」をしましょう、という話も。
イメージングとは
イメージングとは、そのイメージを文字ではなく映像として頭の中に描くことです。
例えばappleと言われた時に、「りんご」という日本語を思い浮かべるのではなく、
りんごそのものの姿を頭に描くということです。
これをすることで理解するスピードが上がります。
日本語を介さないので、
理解した後に英語で発話するまでのスピードも速くなります。
また、ついでに言っておくと、
現実では、ある人とは英語で話ながら、
同時に別の人とは日本語で話しをする、という場面も起こり得ます。
そういう時にも、言葉をイメージでとらえておくと、
英語と日本語の切り替えがスムーズに出来るのです。
イメージングのやり方
最初は単語レベルから練習を始めると良いです。
子ども向けの、イラストがたくさん載っている英英辞典があると理想的ですが、
なかなか日本では見かけないですし、
高いのでわざわざ購入しなくても大丈夫です。
なければ、Googleの画像検索を利用しましょう。
身近な英単語を入れて検索をかけてみると
いろいろな画像が出てきますね。
例えば、先ほどのapple。
この場合は、appleと入れるだけですと企業のロゴがたくさん出てきてしまいますが、
一応これはこれでappleのイメージですね。
でも、本来のappleのイメージを見たい場合は
appleとfruitという2語を入れると、
今度は果物のappleの画像がずらっと出てくるはずです。
このイメージを確認する作業は、
実際に本を読みながら出てきた単語でやってみると
状況を含めて頭に残るので、更に有効です。
また、イメージングの練習用に絵本や漫画を読むというのも、
検索をしなくてもイメージが掴めますのでおすすめです。
今回のまとめ
イラストのついている英英辞典がある人はそれを使い、
ない人はネットの画像検索をして、英単語とイメージを結びつけるイメージ練習をしてみましょう。
英語の絵本や漫画も役立ちます。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする