【英検準1級対策!】ライティングパートの基本・英作文の書き方について

皆さん、こんにちは。

英検準1級は、学生から社会人まで幅広い受験者を集める人気の試験です。
一方でその試験内容は、英検1級に次ぐ難易度で知られており、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能が高いレベルで問われます。

この記事では、英検準1級のライティングパートについて、基本的な情報や英作文の書き方などをお伝えします。

 

英検準1級ライティングパートの配点について

英検準1級のライティングは、一次試験の筆記試験で実施されます。
この筆記試験では、リーディングやリスニングの試験も同時に実施され、ライティング含め3分野の英語技能が試されます。
配点は各分野750点ずつとなっており、一次試験全体では2,250点満点となります。スピーキングは2次試験の面接で審査されます。

ライティングパートでは、内容・構成・語彙・文法の4つの観点で、実際の採点が行われます。
それぞれ4点満点になっており、ライティングパート全体での満点は16点となります。
この得点が、統計的に処理されて最終的なライティングのスコアとなります。

 

英検準1級ライティングパートの時間配分について

英検準1級の一次試験において、実際に受験者が問題に解答できる時間は120分です。
最後の30分にリスニングの音声が放送されるため、この30分間は実質的にリスニングパート専用の解答時間となります。
したがって、最初の90分でリーディングパート及びライティングパートに取り組むことになります。

「リーディングパート・ライティングパートをどの順番で解くのか?また、それぞれのパートにどの程度の時間をかけるか?」は各受験者の戦略次第です。
一般的には、リーディングパートに60分程度、ライティングパートに30分程度という時間配分が1つの目安とされています。

リーディングパートもライティングパートも、時間をかければかけるほど高得点が期待できます。
しかし、英検準1級の試験時間は問題量を考えると短く、特にリーディングパートについては時間が足りなくなるという声が多く聞かれます。

できるだけライティングパートを短時間で仕上げ、リーディングパートに時間をかけることができると合格が近づきます。

 

英検準1級ライティングパートの英作文の書き方について

実際の試験では、以下のような設問の指示に従って英作文を書くことになります。

 

  • 1つのトピックが与えられ、そのトピックについて書く
  • 基本的な構成は「導入・本文・結論」
  • 長さは120~150英単語
  • 自分の意見について2つの理由を書く
  • 4つのポイントが提示されるので、それらに関連した内容を盛り込む

 

トピックや設問で指定された条件をきちんと理解し、それらに従って英文を書くことが大事です。

特に、英作文の構成や単語数は遵守しなければなりません。
単語数についてある程度多くなったり、少なくなったりしても問題ないという意見もあります。
しかし、どうしても時間が足りない・修正できないなどの事情がない限りは、指定どおりの単語数にしておいた方が安全です。

解答の際には、トピックに対応した英文となっているか常に意識しましょう。
例えどんなに素晴らしい英文が書けたとしても、その英文がトピックに対応していなければ高得点は望めません。
反対に、多少ミスのある英文であったとしても、きちんとトピックに対応した内容になっていれば、十分に合格点を狙うことができます。

 

まとめ

英検準1級のライティングパートは確かに簡単ではありません。
しかし、事前にしっかり対策すれば一定の得点が期待できる分野でもあります。

一見難しそうなライティングパートですが、英作文に慣れてくれば、リーディングパートやリスニングパートに比べて高得点が狙いやすいとも言われています。
まずは過去問や模範解答などを見て、出題傾向を理解することが大切です。

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

大学で法律を学び、卒業後は会社員として勤務。経理・総務・内部監査などを経験。英語の必要性を感じ、数年前から独学で勉強中。 TOEIC950越え、翻訳検定2級を有する他、宅建・海事代理士・FPなども持つ資格試験好き。現在は通訳案内士試験に挑戦中。