ビジネス英語の力量が試される会議
英語で会議を進行したり意見を述べる。
そんな機会をもつあなた、英語会議に不安を抱いていないでしょうか?
英語で何て言えばいいんだろうと考えてばかりいたら、会議の本題に集中できませんよね?
そんなあなた向けに、3回の記事に分けて、会議の開始から閉めるまでによく使うフレーズを解説していきます。
数ある会議で使うフレーズのなかから、「会議の司会をします」や「これまでの話をまとめます」などごく実践的なフレーズや単語を厳選しました。
そのため、たくさん覚える必要はありません。明日のミーティングからどんどん使っていきましょう。
1. 会議の開始時に使う表現
会議の本題に入る前には、通常下記の流れで進んでいきます。
①始めのあいさつ
②司会進行者の紹介
③配布物と会議の予定の確認
④会議の目的
それぞれの段階で使う主な表現を見ていきましょう。
①始めのあいさつ
【はじめましょう】
・Shall we get started?
・Le’’s get started.
※【Shall we ~】で「~しましょう」の意味を表します。Let`sよりも丁寧な言い方になります。
②司会進行者の紹介
【司会をする】
・I’ll chair this meeting.
(私がこの会議の司会をします。)
Chairの権威のある人を椅子につかせるという意味があります。
その意味から派生して「司会をする」という意味になります。なぜなら、司会進行役は会議のリーダー的な位置にいるからです。
・I’ll facilitate this meeting.
Facilitateには「促進する」「容易にする」という意味があります。会議を促進・容易にするという意味から、司会をするという意味になります。
③配布物と会議の予定の確認
【配布物の確認】
配布物を確認する時に使えるフレーズはDo you have a copy of~?です。
a copy of ~のところに配布物の名称をいれましょう。
例)Do you have a copy of the agenda ? (議事録はお持ちですか?)
【会議の予定の伝え方】
日本でも共通ですが、会議の予定(時間)については始めに伝えましょう。予定を参加者と確認することで会議の生産性が上がります。
【The meeting is due to finish at (終了時間) 】
例)The meeting is due to finish at 3PM.
(その会議は3時に終わる予定になっています。)
※Be due to~(~することになっている)
【It will take (時間の長さ)】
例)It will take us 30 minutes.(30分かかります。)
④会議の目的
【The purpose of this meeting is to ~】
まるごとフレーズとして覚えておきましょう。To以下に会議の目的を入れます。
例)The purpose of this meeting is to discuss how to improve our sales.
(この会議の目的は売り上げをどう伸ばすかを議論することです。)
次回はディスカッションに入ります
次回は、意見に賛成・反対する時のフレーズを紹介します。
特に相手の意見に反対する時には相手への配慮が不可欠です。
気持ちの良いディスカッションが出来るように、ぜひ学んでいきましょう。
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タイで働く30歳の海外大好き営業マン
英語力0でカナダに留学し、猛勉強。TOEIC320点→TOEIC915点を取得しました。
カナダで身に着けた英語力を活かし、海外で働いています。ビジネスや日常会話で良く使う便利な英語フレーズを中心に記事を執筆しています。
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