こんにちは。アメリカ出身のモーガンです。
大学では後期の授業が10月から始まるところが多いです。
ヨーロッパの大学は日本と違って、年度始まりが9月や10月のところが多いです。
さて、そんな時期は、と言えば、初対面のご挨拶をする機会でもあります。
皆さんはもちろん、”はじめまして!”と英語での挨拶ができるかと思うのですが、
実は、そんなときに、結構間違ったMe, too!を耳にします。
モーガン:Nice to meet you.
学生さん:Me, too!
このMe, too. 使い方違います!
Nice to meet you.
これに対する正しい返答は、 “You, too.” です。
“Nice to meet you.” に、なんで“You, too”!? と思うかもしれません。
この場合の”You, too.” は実は、It was nice to see you, too. の “you, too” の部分なのです。It was nice to see が省略されていると考えるとよいのです。
となると、me too. と答えたら、「私も私に会えてよかったです」という自画自賛?な返答になってしまっています。
日本語で考えると、「私もです」となるので紛らわしいと思うのですが、
モーガン:I like ramen.
学生:Me, too.
これは正解です。
I like ramen, too. の意味で、Me, too といっているからです。
I love you. にどう答える?
I love you. も先程のNice to meet you. と同じように、話の内容が “you” についてです。
こういう、〇〇 you. の文には “Me, too” ではなく “You, too” を使います。
思わず、Me, too! と言っちゃいそうなその前に!確認してみてください。
Hello! アメリカ出身のMorganです。もうかれこれ日本に15年程住んでいます。
アメリカにも子どもたちを連れてよく里帰りするので、子どもを通して気がついたこと、日本とアメリカの違い、日本のここがいいな〜、アメリカのこういうところが懐かしいな〜ということを中心にブログに綴っていきます。
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この種の言葉の詮索?考察?好きですね。感覚的に少し変だと思ったら落ち着いてことばの省略等の可能性を考えてみれば良いんですね。興味深いです。