みなさん、こんにちは!
英語の熟語であるイディオム。イディオムは海外ドラマなど、ネイティブの会話においてとても頻繁に出てきます。意味を知っていないと使えないものが数多くありますので、たくさん知っていて損はありません!
今回は、体のパーツの単語を使ったイディオムをご紹介します。
身体のパーツを表す英単語を使ったイディオム
heart(心臓、心)を使ったイディオム
・from the bottom of my heart 心から
直訳すると心の底から、となるので覚えやすい表現です。
例)I love you from the bottom of my heart. (心からあなたを愛しています。)
・by heart 暗記して
learn~ by heart(暗記する)、know~ by heart(暗記している)などの形でよく使われます。
例)Students learned a lot of English words by heart. (生徒たちはたくさんの英単語を暗記した。)
I know a verse of a poem of Shakespeare by heart. (私はシェイクスピアの詩の一節を覚えている。)
foot(足)を使ったイディオム
・get cold feet (土壇場で)怖気付く、二の足を踏む
こちらは急に怖くなって土壇場で怖気付くという意味になります。
例)I was going to give my boss a piece of my mind, but got cold feet and backed out.
(上司に一言言ってやるつもりだったのに、土壇場で怖気付いてやめてしまった。)
・have two left feet 不器用、動きがぎこちない
一見わかりにくいですが、左足が二本ある=うまく動けない、つまり動きがぎこちない、不器用だ、と解釈すれば納得の表現ではないでしょうか。言い換えるとclumsy, awkwardです。
例)I can’t dance. I have two left feet! (私不器用だからダンスできないの!)
nose(鼻)を使ったイディオム
・poke one’s nose into ~ 〜に首をつっこむ、口を出す
日本語では首を突っ込みますが、英語では鼻を突っ込むようです。(笑)
類似の表現で、nosy (詮索好きな)という形容詞もあります。
例)Don’t poke your nose into my business. (余計なお世話だ!)
・keep one’s nose to the grindstone 身を粉にして絶え間なく働いている、頑張り続ける
直訳すると鼻を研ぎ石にくっつけている、となります。これは職人が研ぎ石に覆いかぶさるように熱心に刃物を研ぐ仕事をしている様子からきているようです。
例)He has to keep his nose to the grindstone to feed his family.
(彼は家族を養うために一生懸命働かなければならない。)
いかがでしたでしょうか。
英語のイディオムは本当にたくさんあり、物によっては覚えにくいものもあります。今回は体のパーツの単語が使われている表現を取り上げましたが、このようにカテゴリーごとに見ていくと覚えやすいかもしれません。
気になる表現に出くわしたら、使われているシチュエーションと例文ごと少しずつ覚えて、ぜひ普段の英会話に取り入れてみてください。
海外・外国語大好きライター。
高校生のとき初めて訪れたイギリスがきっかけで、海外の魅力にどっぷりハマる。
英語の他にも様々な言語を学び(ロシア語、フランス語、ポーランド語など)、外国語学習の面白さを知る。
国内で英語を習得し、独学でTOEICスコア870点取得。
二度の留学や海外一人旅、英語講師、商社の海外営業事務として勤務した経験から、英語学習に役立つコンテンツをお届けします。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする